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昨今、新しい資産運用の形として大きな人気を集めるソーシャルレンディング。

利回りが良いだけでなく、最低1万円から投資できることが多く、少ない金額から初めてみて、手ごたえを感じたら投資する額を増やしていくことができます。
運用期間も、3カ月から1年程度に設定されていることが多く、短い期間での運用になるので、初めて資産運用する方にもピッタリです。

ただ、便利に見えるソーシャルレンディングにも問題点は存在しています。

このページでは、知っておくべき問題点やリスク、対処法について徹底的にまとめました。

ソーシャルレンディングの問題点

今のソーシャルレンディング会社は、貸し倒れることはほぼ無いとのことですが、2008年のリーマンショックのような金融危機があれば、雪だるま式に貸し倒れが発生する恐れはあります。

また、保証付きで元本が保証されている案件でない限り、予定通りの分配金がもらえなかったり、投資した元本を割ってしまう危険があります。

さらに、ソーシャルレンディング会社の中には、高利回りを宣伝しているところもありますが、表記通りの利回りにならないこともあります。
そのため、信頼できる会社を見つけて投資のリスクを減らす作業が必要となります。

貸し倒れのリスクについて

ソーシャルレンディングでは、投資金額は貸付先の借金になり、借りた会社は金利として利子を払うので、投資した人が金利を受け取り儲けることができます。

しかし、ここで起こりうるリスクとしては、貸したお金が返ってこないことです。
このことを「貸し倒れ」と言い、返済が遅れることを「遅延」と言います。

「遅延」の場合は時間がかかっても返済されることがありますが、「貸し倒れ」となると貸したお金が全額返ってきませんので、元本割れとなる恐れがあります。

場合によってはソーシャルレンディング会社や、融資した会社が倒産してしまうこともあり、投資した人へ資金が返却されることはないので、最悪の場合には投資した人が全てのリスクを背負うことになります。

元本割れのリスクはどれくらいあるのか?

ソーシャルレンディングは、元本保証がされていないので、融資を受けた会社やソーシャルレンディング会社に何かあった時には、自分が投資した金額が一切返ってこない可能性もあります。

ソーシャルレンディングを世界規模で見るとなると、幾らかは元本割れが起きています。
しかし、日本のソーシャルレンディングだと、今のところ国内で元本割れとなった事例は起きていません。

とはいえ、投資をする人からすれば、より慎重に投資先を見極めたうえで資金を活用する必要があります。

会社が倒産するとどうなってしまうの?

もし、ソーシャルレンディング会社が倒産したら、基本的には自分が預けていたお金は戻ってこない可能性があります。

サービス会社の考え方としては、基本的には投資をした本人の自己責任になります。

しかし、ソーシャルレンディング会社が倒産した場合には、原則的に運営会社の資金と投資をする人の資金が分別して管理されているので、運営会社が倒産した時の影響は直接的には投資をする人には及びません。

資金の分別管理をしていない業者は注意

しかし、分別管理がなされていない会社もあり、会社はしっかりと分別管理がされていると主張しても、実際には酷い管理体制の会社もあります。

さらに、運営会社が破綻した後には、誰が資金を分配するかという問題もあります。

ソーシャルレンディング会社が倒産しても、資金を貸した会社が問題なく営業していれば投資金は返済されますが、この手続きを誰が行うかを決めないと、実際に返金されるまでに時間がかかることになります。

信頼できる業者を選ぶことが大切

こうしたリスクを避けるためには、繰り返しになりますが信頼できる業者を選ぶことが何よりも大切になります。

私自身の場合は、必ず業者が主催するセミナーには全て参加し、積極的に運営者に質疑をするようにしています。

過去の例ではmaneoやクラウドクレジットは、交流の場を設け、良い印象を抱いています。
このように、実際に運営者の顔を知るということも、リスクを抑える上では大切です。

表記通りの利回りにならないことも

ソーシャルレンディング会社の投資に書かれている利回りを見ることで、投資するべきかどうかを一目で判断することができます。

しかし記載されている利回りは、運用前の予想なので、約束される金額ではありません。

また、載せられている利回りは年率ですが、ファンドによっては運用期間が1年未満の数ヶ月のこともあり、その場合は、運用した期間に応じて利益が支払われます。

ソーシャルレンディングの問題に対する対処方法

実績がありセミナーを開催している業者を選ぶ

実績があるサービス会社ならば、融資先の審査をしっかりと行って、担保を取ったり代表者の連帯保証を取って元本割れを防いでくれるので、投資する人はある程度名の通った会社を選ぶ必要があります。

また、有名なソーシャルレンディング会社の中には、定期的にセミナーを開催して、投資者からの要望やリスクに関する説明などをしてくれるので、こうしたセミナーに参加すれば元本割れに対する知識を増やして、リスクの少ない投資を心がけることができます。

これに該当する例としては、maneoとクラウドクレジットが挙げられます。

知名度がありセミナーを頻繁にしている事業者は非常におすすめです。

担保や保証付きの案件を選ぶ

別の対処法としては、投資するときに不動産や売掛債権、有価証券を担保としている会社を選ぶことや、借り手の会社の代表者が保証している案件を選ぶことができます。

このような信用度の高い借り主に投資すれば、貸し倒れが起きても投資した資金が返ってくる可能性が高まります。
ソーシャルレンディング会社によっては、信用度に応じてグレードを付けたり、完済した実績を表記しているので、こうした情報を参考にして安全性を高めることができます。

分別管理を行っている業者を選ぶ

さらに、別のリスクを抑える方法として、会社の運営費と投資者の資金を分けて管理する、分別管理を行っている会社を利用すると、もし運営会社が倒産しても、使っていない投資金が戻ってくることになります。

投資をする前に運営会社の利用規約をよく読み、サービスの停止や会社が倒産した時について記載している項目には目を通しておきましょう。

さらに、信頼できる実績があるか、利用している人数は多いかなど、サイトの情報も確認しておき、実績がありたくさんの人が利用しているサイトを利用すると安心感は高まります。
投資をする時に、すぐに入金せずにしっかりとリスクについて確認しておきましょう。

問題点を踏まえてもメリットが大きい

ソーシャルレンディングはリスクや問題もありますが、メリットも大きいです。

その一つが、少ない金額から投資ができることで、1万円から5万円の投資ができ、株式やFX投資、不動産投資ならば数十万円かかるところを少ない金額で抑えることができます。
少ない金額にすればリスクを減らすこともできます。

マイナス金利時代の投資先として最適

資産を活用したい人が、銀行に預金をしても金利はほとんど得られませんが、ソーシャルレンディングの場合は2パーセントから7パーセント、一部の会社ではキャンペーンで10パーセントという利回りを得ることができるので、銀行預金と比べると高い利回りを得て、安定して資産を増やすことができます。

細かい値動きに捉われる必要もない

また、株式をすると株価を常にチェックする必要がありますが、ソーシャルレンディングならば、一度投資を行えば毎日の値動きを調べる必要はありません。
投資した先の会社が順調であれば、日々の値動きに左右されず過ごすことができます。

ソーシャルレンディングの問題点まとめ

どんな投資でもメリットだけでなくリスクもあります。

ソーシャルレンディングにおいても、問題点やリスクを考えておく必要はありますが、少ない金額で短期間の投資を選べば、リスクを抑えることができます。

このようにメリットやリスクを踏まえた上で、自分に合った投資を選ぶようにしましょう。

下記ではソーシャルレンディングを厳選し、比較していますが併せてご参考にして下さい。
ソーシャルレンディング比較

投資をする時には、投資先について調べて利息や元本の取り立てについても自分がしっかり把握しておきましょう。

ソーシャルレンディング会社では、投資のプロが揃っていて、融資する会社の審査など手間のかかる仕事を一貫して引き受けてくれるので、きちんと調べて有効活用していきましょう。

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