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マイナス金利以降、日本では資産運用の動きが活発化しています。

その理由は、老後の生活が気になる中高年はもちろん、若い人でも将来や子供のことを考えて資産を増やすことの重要性に気づきはじめたからです。

資産運用の方法にはさまざまありますが、代表的なのは「投資」です。

投資は幅広い種類に分かれるため、まずは2つの投資方法と違いを知っておくといいでしょう。
それが、「ソーシャルレンディング」と「投資信託」です。

ソーシャルレンディングと投資信託の違いとは?

どちらも投資で資産運用できるという点は同じですが、特に前者と後者で違うのは自分で判断するか、それとも専門家に任せるのかという点です。

ソーシャルレンディングは『どこにどれだけの額をどのタイミングで投資するか』の判断が必要になります。

投資信託は任せることが基本

ただ、そういった判断ができる人ばかりではないので、後者では投資家をサポートするための資産運用の専門家やロボットが用意されています。

そもそも「信託」という言葉は字の通り、信じて託すという意味を持っており、それは専門家に資産運用を託すことからきているのです。

期待利回りが高いのはどっち?

期待利回りが高いのはソーシャルレンディングです。
自分で判断して投資する分、コストがかからず、リターンが高くなる傾向があります。

投資先によってある程度の幅はありますが、基本的にどの案件の利回りも高くなっています。

具体的にどれくらいの利回りかというと、5~10%は期待していいでしょう。

ソーシャルレンディングは利回りもリスクも高い

これは投資方法の中ではトップクラスといっていいほどの好金利です。
実際にこの投資方法で資産運用する人の多くは利回りの高さに惹かれて始めています。

ただし、利回りが高いことは投資家にとってはメリットばかりではなく、それ相応のリスクがついてきます。

どちらも元本割れのリスクを抱えていることは同じですが、両者には実績の差があります。

特に、運用会社に問題が生じた場合、預けたお金が返ってこない恐れがあります。
投資信託においては、大手証券会社の商品であれば、こうしたリスクは限りなく避けられます。

ソーシャルレンディングと投資信託のリスク

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ソーシャルレンディングのリスクやデメリットは何か?

前者のリスクは高い利回りを設定することによって投資先の負担が増えることです。

投資家の利回りが高ければ高いほど投資先は返済時に多くの金額を支払わなければならなくなるので、滞納のリスクが高まります。

担保がある場合はそれを使って滞納分を返済することになりますが、どれくらいの評価額の担保なのかが投資家にわからないという問題もあります。

投資信託のリスクやデメリットは何か?

後者のデメリットは高い利回りが期待できないことです。

なぜ期待できないのかというと、分散投資が基本の投資方法だからです。

分散投資は複数の商品を平行して利用する運用方法のことであり、特定の商品の値が急激に下がった時のダメージを少なくするためのリスクヘッジで用いられます。

ソーシャルレンディングと投資信託の手数料の違い

ソーシャルレンディグは比較的手数料がかかりにくい側面があります。

たとえば口座開設費や口座維持費、成約手数料は無料なことが多いです。逆に有料なことが多いのはデポジットの入金時にかかる振込み手数料です。

なお、出金については手数料がかかる業者、かからない業者に分かれます。
そのため、仲介業者を利用する前にそれぞれの手数料の対応を確認することが大切です。

投資信託は手数料がかかりやすい

後者の投資方法は比較的手数料がかかりやすいです。
代表的なものとしては、下記があります。

  • 購入手数料
  • 運用管理費用
  • 信託財産留保額

「購入手数料」は投資商品を買う時の手数料で、「運用管理費用」は信託サービスの報酬、「信託財産留保額」は換金費用です。

手数料がどれくらいかかるかはファンドによって違い、「購入手数料」と「信託財産留保額」については無料としているところもあります。

投資信託で最も注意しなければならないのは手数料となります。

ソーシャルレンディングはこんな人におすすめ

こちらはある程度のリスクを抱えても高利回りで資産を運用したい方におすすめです。

たとえば確実性を求めたり、リスクを強く嫌ったりする人には向いていません。

ただ高リスクとはいっても、リスクを抑える方法がないわけではありません。
短期間限定の投資案件もあり、小額・分散投資もできるので、ハイリスク・ハイリターンの投資を強いられたりはしません。

また専門家の手を借りず、自分の考えで資産運用していきたいという人にもおすすめです。

投資信託はこんな人におすすめ

投資について良く分からない、気軽に資産運用したい方におすすめです。

資産運用がしたくてもそのための知識がなかったり、勉強や手続きをするための時間や手間が惜しかったりすることは珍しくありません。

投資信託なら専門家に資産運用を任せておき、自分は別のことに意識を集中できます。
なお、ネットの投資信託は手数料こそ安いものの、投資を一任できないため注意が入ります。

透明度を重視する場合は投資信託

投資信託は、投資先の透明度が高い資産運用を望んでいる人にもおすすめです。

ソーシャルレンディングでは投資先の詳細な情報が開示されないため、不透明な投資を行わざるを得ません。

投資先の透明度が高いということは投資先の企業・事業の信用度が高いということであり、滞納のリスクも自然と低くなります。

全体のまとめ!どちらが良いのか?

全体のまとめについてですが、ここで紹介した2つの投資方法はそれぞれ独自のメリット・デメリットのあることがわかります。

・ミドルリスクで好利回りを目指すならソーシャルレンディング。
・利回りは低くても、信頼性や透明性を重視する場合は投資信託。

それも利回り、リスク、手数料など、さまざまな面での違いがあるので、気になるところは極力把握しておくようにするといいでしょう。

どちらの投資方法を選ぶにしても納得のいく資産運用を行っていきましょう。

 

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