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ソーシャルレンディングの中でも特に知名度が高いと考えられるのが「SBIソーシャルレンディング」と「クラウドバンク」です。

SBIソーシャルレンディングは、上場企業のSBIグループが提供するサービス。
クラウドバンクは、ソーシャルレンディングの草分け的な存在です。

ソーシャルレンディングの代表格とも言える2社には、それぞれどのような特徴や違いがあるでしょうか。分かりやすく解説していきます。

1.SBIとクラウドバンクの商品・利回りの比較

SBIソーシャルレンディングの不動産担保ローンの投資ならば、利回りは3.2%から6.5%。
オーダーメイド型ローン投資ならば、利回りは6%から7%になります。

クラウドバンクの特徴は種類が豊富な投資にあり、中小企業・太陽光発電所・先進国を助ける投資など幅広い商品を取り扱っている点。
クラウドバンクの利回りは6,5%前後が主流となっています。

  • SBIソーシャルレンディング:3.2%~7%
  • クラウドバンク:6.5%前後

こうして比較してみると、利回り的には殆ど変わらないことが分かるかと思います。

ただ、平均利回りはクラウドバンクの方が若干上と言えるでしょう。

SBIソーシャルレンディングに関しては、年々利回りが向上傾向にありますが、下限は低いので要注意です。

銀行の普通預金に10万円を預けても20円から30円の利息しかありませんが、利回り6%と仮定すると、10万円預けると6000円の利益になります。

2.実績の比較!会社や運営実績は?

抜群の知名度をほこるSBIソーシャルレンディング

SBIソーシャルレンディングは、2011年3月に始まった会社で、証券や銀行、保険会社を持つSBIホールディングスの子会社です。

そのため、会社の知名度は他のソーシャルレンディング会社と比べて非常に高く、信頼できるのが大きな特徴です。

ソーシャルレンディング会社の問題点として、投資したお金が返ってこないという事例も起きています。SBIは不動産の担保ローンや会社向けの融資を行い、これまで150億円以上の資金を得ているので、比較的安心感があります。

SBIソーシャルレンディングの2015年貸出金額実績は49億円で、シェアは16.5%です。
返済実績も優秀で、証券担保ローン投資、不動産担保ローン投資、オーダーメイド型ローン投資とも返済を遅延したり、貸し倒れは起きていません。

クラウドバンクは証券会社が提供

クラウドバンクは、2013年10月にサービスを始めました。日本国内のソーシャルレンディング会社の中で、証券会社が提供しています。

クラウドバンクでも、450案件中約300案件の運用が終了している段階でも、貸し倒れは起きていません。

ソーシャルレンディング創成期からサービスが提供されており、ソーシャルレンディングと言えばクラウドバンク、といえるほど定番感があります。

運用金額もSBIを上回っており、実績という観点では引けをとりません。

 

3.手数料の比較!入金、出金手数料は?

配当金が毎月出る会社が多いので、毎月出金したいと考えている方も多くいると思います。

出金手数料がかかると利益が減ってしまうので、毎月出金する人は手数料が無料の方が良いでしょう。

SBIソーシャルは出金も無料

SBIソーシャルレンディングもクラウドバンクも入金と出金において手数料はかかりません。

クラウドバンクは出金に条件あり

クラウドバンクの手数料は無料ですが、最低出金する金額は1000円以上でなければならず、残高が999円以下だと出金できません。

しかし、残高が1000円以上あれば、1円単位で出金することができます。

4.リスクの比較!どっちがより安心か?

SBIソーシャルレンディングでは、個人向けの投資を完全に終了させ、事業性ローン投資のみを行っているので、個人向けのファンドと比べると、信頼性や安全性が高いです。

事業性ローンの投資を行ってから貸し倒れはまだ一度も起きていません。

SBIソーシャルレンディングの方が安心感はある

クラウドバンクでも貸し倒れは起きていませんが、業務の拡大に伴ってシステムが追いつかなかったので、取引データを当日内にシステムに取り込めずに、情報が不正確になったことがありました。

安心面という意味ではSBIに軍配が上がると言えるでしょう。

5.それぞれサービスの他にはない特色とは?

SBIソーシャルレンディングの利回りは平均水準ですが、不動産、証券、オーダーメイドというハッキリとした柱があります。
SBIグループに属しているので安心感があり、初めてでも利用しやすいと言えます。

クラウドバンクはキャンペーンが充実

一方でクラウドバンクは、人気の投資であれば利回りが7%以上のものもあります。

さらに季節ごとのキャンペーンやさまざまなキャッシュバックが充実しているので、情報を追いかけていく楽しさがあります。

こうした投資は人気があるのですぐに売り切れてしまいますが、こまめに観察していればチャンスも訪れます。商品の充実ぶりはクラウドバンクの強みです。

全体のまとめ

SBIソーシャルレンディングとクラウドバンクを比較していきましたが、大きな違いは見られませんでした。大まかに言えば安心面ならSBI、投資面ならクラウドバンクと言えます。

さらに、それぞれについてまとめると下記の通りになります。

SBIソーシャルレンディングはこんな人におすすめ!

初心者の方にはSBIソーシャルレンディングがおすすめです。初心者が資産の運用を始める時には、ネームバリューがあれば安心できますし、最低投資額も1万円から開始できるので、リスクも少なくなります。

また、分散投資の一つとして組み込むのも効果的です。

クラウドバンクはこんな人におすすめ!

様々な商品に投資したい場合、より利回りを求めるならクラウドバンクがおすすめです。

クラウドバンクに投資している人は、男性で圧倒的で全体の8割を占めています。
クラウドバンクは安定した利回りも見込めるので、堅実なやりくりができる人にもおすすめのファンドです。

商品の種類や量が充実しているので、投資を楽しみたいという方にも最適。

若い世代からも支持を集め、将来設計が不安な場合、自分の年金を作るためにも、今のうちからクラウドバンクを利用しておくと良いでしょう。

 

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