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ソーシャルレンディングと為替

こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。

ソーシャルレンディングでは、国内のみならず海外投資が可能です。

国内では不動産がメインとなっていますが、海外投資をしてみたいという方もいるのではないでしょうか?

海外投資をする上で、最大のリスク要因ともなりうるのが為替です。

今回は、そんなソーシャルレンディングと為替の関係性について解説していきます。

リスク回避方法から、意外なデメリットまで余すことなくまとめました。

ソーシャルレンディングにおける為替リスクとは?

ソーシャルレンでイングで海外投資する際、基本的には円建てにはなりません。

原則的には、投資対象国の通貨でやり取りが行われます。

例えば、メキシコに投資するのであれば、メキシコペソ建て。

ロシアに投資するのであれは、ルーブル建てという形になります。

この場合、投資をしている間に、投資対象国の通貨が下落してしまうと、下落した分だけがマイナスとなってしまいます。

こうした通貨の下落のことを「為替リスク」と呼ばれています。

海外投資はリスクが一つ増える

ソーシャルレンディングにおけるリスクとは、

  • 遅延リスク
  • 貸し倒れリスク
  • 事業者リスク

の3つが代表的となっています。

しかし海外投資では、これに加えて為替リスクが加わってしまいます。

例えば、一つの案件が無事に終わったとしても、その間に投資対象国の通貨が下落すると、期待利回りは減ることになってしまいます。

為替でプラスになることもある

一般に、海外投資において為替は要因といわれますが、それだけではありません。

先ほどの例で言うと、投資対象国の通貨が上がれば、その分だけプラスになります。

  • 通貨の価値が上がれば利回りにプラスされる。

実際に海外ソーシャルレンディングを手掛けるクラウドクレジットでも、為替分がプラスとなって、大幅な期待利回りが実現されたことがありました。

為替はリスクと言われますが、FXのようにプラスにもマイナスにもなります。

そのため厳密には、為替リスクではなく変動リスクと言うことができるでしょう。

為替リスクとは、変動リスクである

為替リスク

このように、ソーシャルレンディングにおいてマイナスにもプラスにもなりうる為替ですが、どうしてリスクと言われるのか?

為替というのは、なかなか素人で予測できるものではありません。

また、為替というのは、最近ではトルコリラショックのように思いもよらないような大暴落を見せることがあります。

つまり予測がしにくく、変動が激しいため、そういうこともふくめて為替リスクと呼ばれているのです。

  • 為替の動きは予測しにくいのが最大のデメリット。

ただ、ソーシャルレンディングの上級者となると、こうした為替の長期的な予測を立てて、投資をされている方もいます。

為替の動きをしっかり読むことができれば、期待利回りが上乗せされますので、上級者におすすめの手法です。

ソーシャルレンディングで為替リスクを回避する方法

為替リスクを回避する方法

基本は為替ヘッジありの案件を選べばOK

ソーシャルレンディングで為替リスクを回避する方法はカンタンです。

それは「為替ヘッジあり」の投資案件を選ぶこと。

為替ヘッジありの案件を選べば、為替の変動に左右されずに利回りを得ることができます。

  • 為替ヘッジありの案件を選べば基本はOK

原則的に、海外投資で為替リスクを回避したい場合は、為替ヘッジありの商品を選べば問題はありません。

インフレ率が低い国に投資する

為替の動きはインフレ率と密接な関連性があります。

基本的にインフレ率の高い国では、為替の変動が激しいと言われており、為替リスクを減らすためにはインフレ率の確認は必須となります。

以下は、日本を含めたインフレ率ランキングです。

インフレ率ランキング

順位 国名 単位:% 地域
1位 ベネズエラ 1087% 中南米
2位 南スーダン 187% アフリカ
3位 コンゴ 41% アフリカ
4位 スーダン 32% アフリカ
5位 アンゴラ 29% アフリカ
6位 リビア 28% アフリカ
7位 アルゼンチン 25% 中南米
105位 アメリカ 2% 北米
174位 日本 0.4% アジア

このデータを見ると、アフリカや中南米はインフレ率が高いことが分かると思います。

一方で、アメリカや日本はインフレ率が極めて低いことが確認できます。
為替リスクを減らすなら、こうした国に投資するのがよいでしょう。

インフレ率のランキングは「世界のインフレ率ランキング」で確認できますので、投資のさいにご確認ください。

為替ヘッジなしの投資案件に投資する価値はあるか?

為替ヘッジなしの案件については、為替の変動をモロに受けることになります。

そのためリスクが高く、一般的におすすめされることはありません。

しかしながら、為替ヘッジなしの案件にもメリットはあります。

  • 基本はハイリスクハイリターン。
  • 通貨の価値が上がれてょしば、その分が利回りに上乗せされる。
  • 投資対象国の、通貨価値を予想する楽しさがある。

つまり、為替ヘッジなしの案件を選ぶ場合、為替の動きが予測できれば、その分だけ利回りも良くなります。

為替の動きというのは、チャートはもちろん、その国のGDPやインフレ率などを把握して予想していきます。いわゆるFXと同じです。

外国為替証拠金取引の要素が加わる

ソーシャルレンディングは基本的に受け身ですが、為替ヘッジなしの案件に投資すると、自分が関与できる割合が増えます。

こうした予想が好きな人にとっては、投資の醍醐味を味わうこともできるのです。

ただし、あくまでも上級者向けということになるでしょう。

実例からみるソーシャルレンディングと為替

最後に、実際の例を元に、ソーシャルレンディングと為替の動きについて考えていきます。

海外投資の代表格であるクラウドクレジットでは、ロシアルーブルやメキシコペソ建ての案件をいくつか提供しています。

ロシアルーブルの場合

ロシアルーブルは、以下の理由で2014年頃から通貨が下落しています。

考えられる理由は以下の通り。

  • クリミア半島に事実上、侵攻した結果、経済制裁の対象となってしまった。
  • 原油価格の低迷の影響で、ロシアルーブルに下落の圧力がかかった。

しかしながら、下落した後は、トランプ政権誕生の影響などもあって一時的に持ち直す局面も見られました。

クラウドクレジットにおいても、ロシアルーブルの上昇局面時には期待利回り13%が33%になって返ってきたという実例があります。

なお、ロシアのインフレ率は世界72位で3.6%となっています。

インフレ率は標準並みですが、それでも通貨は大きく動きますので、良くも悪くも注意が必要ということになります。

メキシコペソの場合

日本の投資家に人気のメキシコペソ投資ですが、メキシコはインフレ率が高いため通貨下落のリスクがあります。

しかし、一時は底値圏にいたこともあり、あえて下落しきったところで投資をするというのも一つの手になります。

全体の結論

ソーシャルレンディングにおける為替リスクについて考えてきましたが、結論を出しておきたいと思います。

  • 為替リスクとは、変動リスクである。
  • 初心者の場合は、為替ヘッジありの案件を選べば問題ない。
  • 為替ヘッジなしの商品はハイリスクハイリターン。
  • 通貨の価値が予想できれば、利回りに上乗せできる。

為替リスクというのは、為替ヘッジありの案件を選べば回避することができます。

そのため初心者の方は、為替ヘッジがあるかどうか?必ず確認するようにして下さい。

そして、少しずつ慣れてきたら為替ヘッジなしの案件に投資してみるのも良いでしょう。
ただし、こちらはハイリスクハイリターンになるので注意が必要。

海外投資は奥が深いですが、少しずつ慣らしながら経験を積んでいきましょう。

 

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