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Funds(ファンズ)の貸付ファンド

こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。

前回、Funds(ファンズ)について初心者の方向けに分かりやすく全体を解説しました。

今回はその上で、Fundsが提供する貸付ファンドとは一体なにか?
ソーシャルレンディングとは何が違うのか?

きちんと掘り下げて、くわしく解説してきたいと思います。

貸付ファンドとは何か?ソーシャルレンディングとの違いは?

貸付ファンドとは

Funds(ファンズ)を一言で言い表すと、「貸付投資を通じて事業資金を借りたい企業と個人をつなぐ金融サービス」です。

そこで疑問になるのが「貸付とは何か?」という点になりますが、ここでいう貸付とは、企業にお金を貸し出すことを指します。

ソーシャルレンディングとの違いは?

kashituke-fund7ソーシャルレンディング(ソシャレン)と異なるのは、主に以下の2点です。

  1. ファンドの組成は各分野のプロ(ファンド組成企業)が行う。
  2. これまでのソシャレンにはなかったファンドに投資できる。

分かりにくいため、噛み砕いて解説していきます。

1.ファンドの組成は各分野のプロ(ファンド組成企業)が行う。

まず、「企業が組成するファンド」に投資できるという点がポイントです。

ソーシャルレンディングの場合、事業者自らがファンドを組成することがほとんどですが、Funds(ファンズ)は自ら組成しません。

その代わりとして、審査基準をクリアした、各分野のプロがFundsのプラットフォーム上でファンドを組成します。

このマーケットプレイス型の仕組みは国内初とされ、ソーシャルレンディングとの決定的な違いになります。

各分野のプロがファンドを組成することは、事業者のみで組成するよりもリスクが分散されるメリットが生じると言えるでしょう。

2.ソシャレンにはなかった企業へ投資できる

これまでのソシャレンでは、「不動産」や「インフラ」などがメインの投資先でした。

しかしFunds(ファンズ)のメイン投資先は以下の通り。

  • 『上場企業』や『監査法人が監査をしている会社』が募集するファンド。
  • 成長が期待されるスタートアップが募集するファンド。

既に、東証二部上場のデュアルタップ社や、東証一部上場のアイフルの名も出ています。

こうした大手企業のファンドに投資できることもFundsの強みです。

これだけ見ても、従来のソーシャルレンディングにはない要素があることが分かります。

貸付ファンド投資には、ソーシャルレンディングにない広がりがある

貸付ファンド投資

これまでにない投資バリエーションが生まれる可能性

貸し付けファンドは前述している通り、

  • 『上場企業』や『監査法人が監査をしている会社』が募集するファンド。
  • 『成長が期待されるスタートアップ』が募集するファンド。

に投資できます。

Fundsが評判を呼ぶようになれば、さまざまな企業が登場する可能性が高まります。

実際に、堀江さんなども言及して話題になりました。

Fundsのマーケットを利用した企業が増えると、投資家にとっても貸付ファンドの選択肢が増ええることになり、相乗効果が高まっていくことになります。

この点は、従来のソーシャルレンディングにはない広がりが感じられます。

個人的には仮想通貨事業者のZaifが提供した、「コムサ」の仕組みに似ている部分があると感じています。

ただ、やみくもに期待感だけ煽ってはいけませんし、懸念事項も後述します。

事業者リスクが減少

Funds(ファンズ)は繰り返しになりますが、自社でファンド組成は行いません。

あくまでも、各分野のプロがFundsのプラットフォーム上でファンドを組成します。

これによって、Funds(ファンズ)のみにかかる事業者リスクが分散されるのも大きなメリットと言えるでしょう。

もちろん、maneoのようなケースもありますので楽観視は禁物です。

Fundsの貸付ファンドのリスクと懸念点

従来のソーシャルレンディングにはない広がりが感じられる、Funds(ファンズ)ですが、個人的に懸念していることが一つあります。

それは、ソーシャルレンディングを知らない層が、充分にリスクを理解しないまま開始してしまうのではないか?という点です。

「貸付投資を通じて事業資金を借りたい企業と個人をつなぐ金融サービス」という点において、ファンズはソーシャルレンディングと同じ仕組みを採用しています。

Fundsは信頼性の高い企業が多いことから、リスクは低減されると思われますが、一部のファンドはソーシャルレンディグに近いリスクを抱える可能性もあります。

もし、この記事をご覧の方でソーシャルレンディングを良く知らないという方は、以下の記事も確認しておきましょう。
ソーシャルレンディングのリスクと可能性

ファンズでは貸付先が上場企業であれば通常よりも安心感は高まりますが、スタートアップ企業の場合はリスクは未知数です。

今後の懸念事項

一部のソーシャルレンディングでは現在、事業者問題や、遅延発生もよく目にするようになりナーバスな状況にあります。遅延を100%防ぐことは難しいですが、このような事態になってしまうと、企業にとってもマイナスになる恐れがあります。

話題のファンドが登場し、世論が盛り上がるほど上記は懸念事項になるかもしれません。

Funds(ファンズ)は、ソーシャルレンディングと異なる面を持ちますが、リスクについては、投資家は充分に理解しておくことが重要となります。

(2019年1月23日に発表されたファンド一覧を見る限り、期待利回りも含め、運用について慎重な姿勢が見られました。リスクをより抑えたい方は、今回のアイフルのようなファンドに投資されると良いかもしれません。)

 

貸付ファンドはリスクを理解できれば、ソーシャルレンディングにない広がりがある

ザックリとまとめてきましたが、貸付ファンドについては、ソーシャルレンディングにはない広がりがあることは間違いありません。

個人と企業をつなぐ、今までにない期待感を感じさせるサービスです。

投資家である私達がやるべきこととは、起こりうるリスクを十分に理解し、その上で投資するということになるでしょう。

無料で口座開設できるため、様子を見ながら準備をすすめておくことがおすすめです。

おそらく、募集が開始されればクリック合戦の争奪戦になることが予想されます。いつでも投資できる準備だけは整えておきましょう。

ただ、投資である以上、損失リスクは生じますしそこは受け入れておく必要があります。

Funds(ファンズ)を始めたい方は、リスクについてもしっかり目を向けて投資するようにしておきましょう。

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