投稿日:2017年1月25日 | 最終更新日:2022年11月17日
こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。
maneo(マネオ)の各ファンドや案件の特徴、実績ついてまとめました。
マネオの魅力は商品構成の充実にあり、量・バリエーション共に、ソーシャルレンディングの中では群を抜いています。
近年は不正や遅延が増えていて注意が必要な状況ですが、本記事では人気の案件についてご紹介していきます。
目次
maneo(マネオ)の各ファンド・案件の徹底レビュー
今回はそうした問題を解消するために、マネオ(maneo)の人気ファンドの特徴、実績についてまとめ、併せて「おすすめ度」も掲載しました。
人気、実績についても一目で分かるようになっています。
案件(ローンファンド)の特徴をつかんでおくと、スムーズに投資できます。
近年は一部のサービスで不正や遅延が発生しているため、その点も注視する必要があります。
これから投資を検討している方、既にマネオをはじめている方もぜひチェックしてみて下さい。
マネオ(maneo)の公式サイトはこちら
→マネオ
maneo(マネオ)のサービス実績について
マネオ(maneo)の商品のご紹介の前に、マネオの全体の実績についてご紹介します。マネオは日本初のソーシャルレンディングサービスとして2007年に設立されました。
国内ソーシャルレンディングの市場シェア率は50%以上を誇り、成約ローン金額は600億円超と他のサービスの追随を許さない人気・実績があります。
これまで貸し倒れはなく、マネオマーケットを通じてさまざまなソーシャルレンディングサービスの商品に投資できるのも特徴。
注意点としては2019年以降、遅延案件が非常に目立ってきているという点。
一部のファンドはリスクが高いということができるため注視する必要があるでしょう。
このページの見方
このページではマネオ(maneo)の代表的な商品の特徴やリスクを端的に解説しています。
マネオには多くの商品がありますが、こちらでその特徴をつかんでおけば、スムーズに商品選びができるはずです。
今回は8つの商品をご紹介すると共に、5段階評価でおすすめ度も掲載していますので、一目で商品の魅力がつかめるはずです。
数は沢山ありますが、ぜひじっくりとご覧下さい。
- 不動産担保付きローンファンド
- LCレンディングセレクトファンド
- 記念・キャンペーン系ローンファンド
- 事業性資金支援ローンファンド
- アメリカンファンディングセレクトファンド
- 保証会社付きローンファンド
不動産担保付きローンファンド
マネオ(maneo)の中でも非常に人気の高いローンファンドです。
実際に他の商品との募集状況を比較しても、利回りが高いものであればすぐに満額成立になる傾向があります。
マネオ(maneo)が開始してから長く続く商品であり実績もあります。
人気の理由は?
人気の理由は「不動産担保」をつけることによってリスクが軽減されている点です。
この「担保」があることで、株やFXなどの投資と比較しても保全性は高いと言われます。
不動産担保付きローンファンドが絶対に安心ということはなく、この点は充分に注意しましょう。
しかし、ミドルリスクミドルリターンと言われるソーシャルレンディングにおいて、リスク面がきちんと考慮されているため人気があります。
おすすめ度
不動産担保付きローンファンドのおすすめ度は?
★★★★☆
LCレンディングセレクトファンド
マネオ(maneo)の特徴として、マネオマーケットを通じて他のソーシャルレンディングサービスの商品に投資できることが挙げられます。
その代表格となるのがLCレンディングで、登場回数も多く抑えておきたいファンドです。
親会社に高い実績がある
LCレンディングは東証JQGに上場する「LCホールディングス」の子会社です。
親会社は金融事業において高い実績を誇る大手であり、その子会社が提供するサービスということで安心感があります。
2015年にサービスが開始され、商業施設を中心にローンファンドが提供されています。
投資家は家賃が入っているテナントの一部を配当で受け取ることが可能です。
高い実績、純資産50億円の会社が提供するサービスであるためも、安心感があります。
そうした意味でも人気の商品となります。
おすすめ度
LCレンディングセレクトファンドのおすすめ度は?
★★★★☆
記念・キャンペーン系ローンファンド
マネオ(maneo)では「ローン総額」「季節」などに応じた記念ファンドが定期的に登場します。
先にご紹介した「不動産担保付きローンファンド」もあれば、有料老人ホーム運営会社の「事業性資金支援ローン」まで内容はさまざま。
キャンペーンローンファンドは長く実績がありますが、商品内容・リスクはそれぞれ異なる点には注意しましょう。
有望案件も多数存在!
一方でキャンペーンファンドには有望案件も多数存在します。
「不動産担保付きローンファンド」においては、担保物件が高級住宅の人気エリアで、すぐに買い手が付くほど価値の高い物件を扱う、有望案件も存在。
キャンペーンファンドについてはひと括りでおすすめと言うことはできませんが、有望な案件も多数存在するため、必ずチェックするようにしましょう。
おすすめ度
キャンペーン系ローンファンドのおすすめ度は?
★★☆☆☆~★★★★★
事業性資金支援ローンファンド
マネオ(maneo)で定期的に登場するのが「事業性資金支援ローンファンド」です。
ローンファンドとしての実績はありますが、メリット・デメリットがあるので、その点を考慮して投資するのが良いでしょう。
メリットは主に利回りが追求された商品という点になります。利回りの上限が8.5%とマネオの中でも高い利回りになるケースも見られ、利回りを追求したい場合に最適です。
リスクに対するリサーチが必要
一方、リスク面に目を向けると担保がないことが多いです。マネオ(maneo)では詳細な商品説明ページがありますので、そこでどのような事業なのか?どのようなリスクがあるのか?よくリサーチする必要があります。
メリットはありますが、初心者より中上級者向けの商品と言えるでしょう。
おすすめ度
事業性資金支援ローンファンドのおすすめ度は?
★★☆☆☆
アメリカンファンディングセレクトファンド
今、高い注目を集めているのが「アメリカンファンディングセレクトファンド」です。
こちらはアメリカ不動産を対象としたソーシャルレンディング。
アメリカ不動産を扱うサービスには「ガイアファンディングセレクトファンド」もありますが、ここではアメリカンファンディングのご説明をします。
アメリカ不動産市場が徹底リサーチされたファンド
アメリカは人口増加・引越し回数が日本の三倍など、不動産市場において世界的にも活況です。
アメリカンファンディングはその中で、好景気・人口流入が期待されるテキサス州・カリフォルニア州を中心に案件を扱っています。
リスク面を見ると全ての案件が「不動産担保付き」で保全性が高いと言えます。
過去の実績を見ても貸し倒れはありません。
利回りも高いのも魅力ですが、国内不動産と比較すると不安が残るのも事実。
実績が積み上がれば文句なしでおすすめで、将来性は非常に高いと言えるでしょう。
おすすめ度
アメリカンファンディングセレクトファンドのおすすめ度は?
★★★☆☆
※将来性は非常に高い
保証会社付きローンファンド
マネオ(maneo)の中で最も人気があると言っても過言ではないファンドですが、登場回数は少なく、登場した場合は即完売となります。
その特徴は名前の通り「保証会社付き」のファンドであること。
利回りこそ水準程度の場合が多いですが、これは保証会社による保証がされているため、リスクが抑えられ非常に保全性が高いのが特徴です。
保全性が高く、登場したら即投資が吉
具体的な手順は、借り手および連帯保証人が返済できなくなった場合、保証会社が元本を保証する仕組みになります。保証会社については、マネオが選定しています。
このファンドは、ソーシャルレンディングのサービスでも目にする機会が少ない仕組みで、マネオならではの特徴と言えるでしょう。
maneoの中で一番人気
保全性という点で「不動産担保付き」の案件も人気ですが、「保証会社付き」に関しては、通常のファンド以上の保全性が期待でき、レアであることから人気はさらに上を行きます。
おすすめの商品ですが、登場回数はそれほど多くないため、定期的にマネオ(maneo)の公式サイトを確認する必要があります。
出る時は一度に沢山出ることが多く、狙い目のファンドになります。
おすすめ度
保証会社付きローンファンドのおすすめ度は?
★★★★★
クラウドリースセレクトファンド
「LCレンディングセレクトファンド」と同様にmaneoマーケットを通じて投資できる、マネオ以外のファンドになります。
クラウドリースは日本初となるリースサービス、及び貸金業です。
主に飲食業やアミューズメント事業にリースを行いますが、元々代表の方が飲食店やフィットネス事業を手掛けており、その道では高い実績があります
登場回数はそれほど多くありませんが、一度に10案件など数多く募集されることがあり、認知しておくと良いでしょう。
クラウドリースのリスク対策とは?
保全性についての意識も高く、アミューズメント事業では「約束手形」を用意することで保全性を高めています。その他、売掛債権浄土担保、関連会社保証など、さまざまなリスクヘッジに対する取り組みを行っているのも魅力です。
近年、飲食店などにおいて運転資金の需要が高まっているものの、銀行が貸し付けてくれない現状がありますが、クラウドリースではこうした需要を的確につかんでいます。
しかし、近年は遅延が発生しているため充分な注意が必要です。
おすすめ度
クラウドリースセレクトファンドのおすすめ度は?
★☆☆☆☆
メガソーラーファンド
最後にご紹介するのが「メガソーラー」ファンドです。
登場回数は少ないですが利回りは13%前後と、マネオ(maneo)の中でも1,2を争うのが特徴。
マネオではmaneoマーケットを通じてグリーンインフラレンディングとも協業しているため、今後は、「グリーンインフラ関連」の商品が増えることが予想されます。
本商品はメガソーラー事業者向けの融資を目的として組成されたファンドになります。
グリーンインフラ系は不正が発覚
利回りが魅力的なグリーンインフラレンディングでしたが、不正が発覚し、行政処分が下される結果となりました。
そのため、現在はおすすめできる状況ではないといえるでしょう。
おすすめ度
グリーンインフラ系ローンファンドのおすすめ度は?
☆☆☆☆☆
マネオ(maneo)の案件・ファンドの一覧まとめ
マネオ(maneo)の主要なローンファンドの特徴、実績についてまとめてきました。
商品の量に関しては国内ソーシャルレンディングの中でも群を抜き、多種多様なファンドがあることからも、初心者の方は混乱してしまうかもしれません。
頻繁に登場するものから、稀に登場するファンドまで全て掲載しましたので、分からないことがあれば本ページをご確認下さい。
また、これからマネオを始めてみたい!という方は下記の記事もご覧下さい。
⇒マネオ(maneo)の評価・評判!人気を集める理由とは?
マネオ(maneo)では新しい投資体験が得られる
ソーシャルレンディングは株式、投資信託、インデックス投資、為替、IPOなど、従来の投資にはない新しい投資体験が可能になります。
非常にリスクを抱えた投資でもあるため、分散投資の一つとして取り入れるのが良いでしょう。
マネオ(maneo)の公式サイトはこちら
→マネオ