投稿日:2018年2月14日 | 最終更新日:2022年11月17日
こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。
オーナーズブックにおいて現在、不動産のエクイティ部分を活用した、投資型クラウドファンディングが注目を集めています。
この「エクイティ投資型クラウドファンディング」は運営元のロードスターキャピタル社が日本で初となっており、期待を集めています。
本記事ではエクイティ投資型クラウドファンディングとはいったい何か?
その特徴やメリットを分かりやすく解説していきます。
目次
1.オーナーズブックに関して簡単なおさらい
オーナーズブックは、投資型クラウドファンディングで「不動産」を専門に扱うサービスです。
専門性の高さに定評があり、運営会社のロードスターキャピタルが2017年に株式上場したことで大きな注目を集めています。
オーナーズブックは「不動産とテクノロジーの融合で未来を切り開く」という理念を掲げ、あらたにエクイティ投資型クラウドファンディングを開始すると発表しました。
くわしい評判については以下の記事も確認してみて下さい。
→オーナーズブック(OwnersBook)の特徴と評判まとめ【良い点・悪い点】
2.不動産における「エクイティ」とは何か?
不動産におけるエクイティについて、分かりやすく言うと「プロの専門領域」となります。
元々、不動産投資の世界においてはプロと個人には情報格差が存在しています。
例えば、個人投資家の投資と言えば、「マンション・アパート」への直接投資。
東証リート市場におけるJ-REITへの投資が一般的とされています。
しかしながら、従来の個人投資には少なからずデメリットも存在しています。
個人のマンション・アパート投資の問題点
・準備資金や管理コストが大きく、個人で参入するのが難しい場合がある。
・物件選びや管理に専門的な知識を必要とする。
・一部の情報は個人に公開されていない。
J-REITへの投資の問題点
・間接投資という形になるため、本来の物件から得られるリターンが得られない。
・市場の地合いの影響を受けやすい。
こうした個人による不動産投資の問題点を解決できるのが、不動産におけるエクイティということになります。
3.エクイティ投資型グラウドファンディングの特徴
オーナーズブックにおける、エクイティ投資型クラウドファンディングの特徴をまとめると以下の通りになります。
エクイティ投資型クラウドファンディングの特徴
- プロが投資していた不動産投資案件んに個人もアクセス可能。
- プロが入手できる物件情報から厳選された商品に投資できる。
- 不動産投資本来の利回りを受け取れる。
- 不動産投資会社と同じリスクとリターンが受けられる。
- 少額で労力をかけずに投資可能。
エクイティ投資型商品においては、不動産のプロに限られてきた膨大な物件情報から、オーナーズブックが厳選した案件に投資することが可能です。
また、J-REIT投資の弱点をおぎなうことも可能。
より専門的な投資が可能になる
一言で言えば、今まで以上に専門的かつプロの投資が可能になるということになります。
特にストロングポイントになるのが質の高い投資でありながら、少額投資が可能な点。
投資型クラウドファンディングの利点を上手く活かしていると言えます。
商品の詳細は、実際に発表されましたら追記していきたいと思います。
4.オーナーズブックのエクイティ投資型商品の開始時期は?
現在、オーナーズブックはエクイティ型の第一号案件の組成に向けて準備を進めていますが、具体的な日程はまだ公表されていません。
既に「投資運用業及び電子申込型電子募集取扱業務」の登録を完了しており、年内に開始される可能性が高いでしょう。
実際に開始されたら人気化が予測され、今から口座は用意しておくことをおすすめします。
5.オーナーズブック(ownersbook)のこれからに注目
オーナーズブックは元々、他のサービスと比べても専門性の高さが特徴的です。
今後、エクイティ投資型商品の提供も開始されることになりますが、これによって不動産型クラウドファンディングとしてはさらに存在感を高めることが予測されます。
利回り以外の要素にも注目が集まる
ソーシャルレンディングでは利回りは重要ですが、それ以外も信頼性・保全性・サービスの質などもバランスよく重視されるべきです。
その意味で、オーナーズブックのサービスはもっと注目されてもおかしくないでしょう。
不動産とテクノロジーの融合で未来を切り開くというスローガンを掲げ、未知の領域に踏み込むオーナーズブックに注目です。