こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。
SBI証券でおなじみのSBIホールディングスですが、同社が提供するSBIソーシャルレンディングにおいて「クリック合戦」と呼ばれるファンドの即時売り切れ現象が発生しています。
なぜそこまで人気が起こり始めているのか?人気の背景をまとめました。
SBIソーシャルレンディングとは?
SBIソーシャルレンディングは、近年台頭してきた新しい投資の形のサービスです。
クラウドファンディングの仕組みを活かし、インターネット上で手続きを完結させることでコストを削減し、高利回りを実現。
SBIソーシャルレンディングの期待利回りは4%~10%に及び、類似サービスと比べても高い傾向にあります。
ファンドの種類は、
- メガソーラーブリッジローンファンド
- 不動産担保ローン事業者ファンド
- カンボジア技能実習生支援ローンファンド
など、幅広いジャンルが取りそろえられている点も特徴となっています。
SBIソーシャルレンディングでクリック合戦が生まれる理由
事業者リスクが低い
ソーシャルレンディングは「ミドルリスクミドルリターン」と呼ばれています。
これは元本割れや、出資したお金が返ってこない貸し倒れといったリスクが存在するためです。
しかし、ここ最近は「みんなのクレジット」「ラッキーバンク」に行政処分が発表されるなど、事業者リスクにも注目が集まっています。
これらリスクを加味すると、事業者によってはハイリスクと言わざる得ない部分もあります。
一方で、上場企業であるSBIグループが背景にある、SBIソーシャルレンディングでは事業者リスクの軽減が期待できます。
昨今のソーシャルレンディング事業者への不安感が、SBIに流れている一因となっていると考えられます。
ファンドの利回りが上昇傾向にある
SBIソーシャルレンディングは開始当初と比べ、利回りが上昇傾向にあります。
近年では期待利回り6.5%の「不動産バイヤーズローンファンド」。
期待利回7%の「メガソーラーブリッジローンファンド」など。
高利回りの商品が出るようになり始めたことも一つの転換点となっています。
他のサービスの利回りと比較すると、
- オーナーズブック 平均5%前後
- クラウドバンク 平均6.5%前後
であることを考慮しても、SBIソーシャルレンディング人が流れやすい状況と言えます。
SBIソーシャルレンディングは市場の影響を受けにくい
株式市場も仮想通貨は良くも悪くも地合いに左右されます。
一方で、ソーシャルレンディングは「クレジット投資」とも呼ばれ、利回りを得ることが目的のスタイルとなっています。
利回りを得られるかどうか?がリスクとなりますが、株や仮想通貨とはリスクの種類が異なり、分散投資先としても注目を集めています。
SBI証券の口座を所持する場合、SBIソーシャルレンディングを目にする機会もあり、自然と投資家が増えやすい状況にあります。
日経平均やビットコインの動きが不安定になるほど、ソーシャルレンディングへの流入は今後も高まる可能性があると言えるでしょう。
SBIソーシャルレンディングに投資する際の注意点
利回りの高さはリスクと比例する
ソーシャルレンディングの利回りの高さはリスクと比例すると言われます。
SBIソーシャルレンディングにおいても、期待利回り10%の「カンボジア技能実習生支援ローンファンド」はリスクが高いことで知られ、公式サイトでもその旨が記載されています。
利回りが高い商品に投資する場合、「不動産担保ローン事業者ファンド」のような担保つきの商品を選ぶ方が良いでしょう。
人気の商品はクリック合戦必須。時間帯にも注意
SBIソーシャルレンディングで人気の商品のほとんどはクリック合戦になります。
そのため、募集開始の当日は早めに準備しましょう。
最近は午前10時開始のケースが増えているため、若干混雑は緩和されていますが、仕事を抱えている場合はスマートフォンから申し込めるような環境設定も必要となります。
人気のファンドほど申込が殺到するため、事前の準備が大切になります。
クリック合戦が起こる理由のまとめ
ソーシャルレンディングでクリック合戦が起こる理由をまとめると以下の通りです。
- 事業者としての安心感。
- 期待利回りの上昇。
- ソーシャルレンディング人気の高まり。
- 株式市場、仮想通貨市場の不安定な動き。
市場の影響を受けにくいソーシャルレンディングは多くの投資家が注目しています。
その傾向は、今後ますます高まるでしょう。
しかし、ソーシャルレンディングはリスクと隣り合わせであり十分な注意が必要です。
人気が過熱しすぎる前に始めるのが吉
一方で、事業者として信頼でき、利回りのよいSBIソーシャルレンディングに人気が集まるのは必然とも言える状況です。
今後は、ソーシャルレンディングへの注目度が高まるにつれ、同サービスのクリック合戦もより過熱することが予想されます。
もしも興味のある方は、できるだけ早めに始められると良いでしょう。
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