投稿日:2018年8月11日 | 最終更新日:2022年11月17日
このページではSBIソーシャルレンディングの詳細についてまとめました。
ソーシャルレンディングを始めてみたいと思った場合、気になる業者と言えるのではないでしょうか。
ただ、ソーシャルレンディングにはリスクがり、メリットだけでなくデメリットも確認しておく必要があります。
そこで本記事では評判を通じて、SBIソーシャルレンディングの良い点・悪い点を分かりやすくまとめました。
注意ポイント
SBIソーシャルレンディングは2021年にサービスが終了しました。ご注意ください。
目次
SBIソーシャルレンディングの最大の特徴
SBIソーシャルレンディングはSBIグループが運営するサービスであり、上場企業が運営するサービスと言うことができます。
ラッキーバンクやmaneoマーケットなど行政処分が発表される中、改めて上場企業が運営するサービスが見直され、SBIソーシャルレンディングはその点で安心感があると評判です。
SBIソーシャルレンディングの案件と評判
さて、SBIソーシャルレンディングの案件ですが、全体を通じて高利回りとなっています。
ただ、気をつけたいのが利回りが高い案件ほど、リスクも高いということ。
まずは具体的に見てみましょう。
- オーダーメード型ファンド 6.5%~7.0%
- 不動産担保ローン事業者ファンド 3.2~6.5%
- 不動産バイヤーズローンファンド 7%
- カンボジア技能実習生支援ローンファンド 10%
もっとも人気なのは不動産担保ローン事業者ファンド
もっとも口コミで評判となっているのは「不動産担保ローン事業者ファンド」です。
一見、もっとも利回りが低いのになぜ?と思うかもしれません。
しかし、本件は不動産担保付きであるため、保全性が高いメリットがあります。
実際にクリック合戦になるほど、争奪戦になりやすいのもこちらの案件です。
利回りが高いとリスクも高い
逆に、不動産バイヤーズローンファンドの方が利回りは高いですが、2018年に一部の案件で遅延が発生しており、その意味で注意が必要。
SBIソーシャルレンディングで人気が高い案件は、リスクとリターンのバランスが優れており、「不動産担保ローン事業者ファンド」や「オーダーメード型ファンド」はそれに該当すると言えるでしょう。
なお、オーダーメード型ファンドについては下記でも詳しく解説しています。
→SBIソーシャルレンディングはオーダーメード型ファンドがおすすめ
SBIソーシャルレンディングは手数料や安いと口コミで評判!
SBIソーシャルレンディングは、上場企業が運営するサービスであり、利回りも高水準というメリットがありましたが、もう一つメリットがあります。
それが出金手数料がかからないという点です。
以下では主要なソーシャルレンディング業者の手数料を比較しました。
主要ソーシャルレンディングの手数料の比較
オーナーズブック
- 口座管理費:無料
- 入金手数料:お客様負担
- 出金手数料:300円
クラウドクレジット
- 口座管理費:無料
- 入金手数料:お客様負担
- 出金手数料:月1回無料。2回目以降は756円の事務手数料がかかる。
SBIソーシャルレンディング
- 口座管理費:無料
- 入金手数料:お客様負担
- 出金手数料:無料
maneo(マネオ)
- 口座管理費:無料
- 入金手数料:お客様負担
- 出金手数料:お客様負担
このようにSBIソーシャルレンディングだけは「出金」が無料であり、その点でも投資家からも高い評判を集めています。
ソーシャルレンディングでは、わずかな金額の差がとても大切になります。
SBIソーシャルレンディングは、無料で投資家登録でき、手数料も安いので安心して始めることができますよ。
細かいところでもお得感があるのがSBIソーシャルレンディングの強みです。
SBIソーシャルレンディングのデメリットは?遅延はある?
ソーシャルレンディングのリスクで考えなければならないのが以下の二つ。
- 事業者リスク
- 遅延・貸し倒れリスク
SBIソーシャルレンディングでは事業者リスクは低いと考えられますが、遅延という観点ではどうでしょうか?
どの業者でも遅延は起こりえますが、SBIソーシャルレンディングにおいても過去に遅延は発生しています。発生した案件は、
- 不動産バイヤーズローンファンド
- カンボジア技能実習生支援ローンファンド
の一部の案件です。
どちらも期待利回りが高く、リスクの高い案件となっています。
ただ、SBIソーシャルレンディングでは、担保付きのファンドもあるため、こうしたリスクは未然に回避することは可能です。
SBIソーシャルレンディングの口コミと評判
SBIソーシャルレンディングの最新の口コミと評判を集めました。
大手だから信頼できるという声
SBIソーシャルレンディングの2018年3月期決算が公開されていた!純利益が1億4千万の黒字であり、やはり大手の安心感がありますね!最近はクリック合戦に負けてばかりなので、何とか投資したいんですがね。
— とし (@toshiki5911) July 2, 2018
手堅く利息を得ているという声
SBIソーシャルレンディングには30万出資中。先ほど運用予定表が届きました。30万円を14ヶ月預けて、期待の利息は11,389円。こちら側はあとは待つだけ(途中の引き出しも不可能)。 pic.twitter.com/ZuYx2Otz7O
— ikehaya-nft.eth | CryptoNinja (@IHayato) April 30, 2017
SBIをメインにしたいという口コミ
やはりクラウドバンクはソーシャルレンディング事業者の主軸を担っていくな。maneoファミリーに少し不信感が出てきたことにより、クラウドバンク、SBIソーシャルレンディング、オーナーズブックの3つに少しずつシフトしていきたい。
— ryo@資産運用垢 (@ryo_freelance_) August 7, 2018
遅延は想定済みという声も
SBIソーシャルレンディングの遅延に関してはそもそも金利が高い融資先のリスクが高いのは当たり前なので想定済み。70%から80%の貸付比率が本当なら大部分は回収できるはず。真価が問われるところ。
— 猫好きモルディブ好き (@catmoldive) July 11, 2018
全体を通じてはやはり上場企業が運営していること。
大手であることが評判を集める最大の要因と考えられます。
口コミでも一番人気があるので、安心して始めることができます。
クリック合戦が起こるのはデメリット?
SBIソーシャルレンディングでは、より信頼できる業者で投資したい人が増えたことで、現在、かなりの人気が集中してきています。
特に「不動産担保ローン事業者ファンド」のような人気案件の場合は、口コミでも紹介する通りクリック合戦と呼ばれる、数分で案件が売り切れてしまう現象が発生し、それについて様々な評判が挙がっています。
SBIソーシャルレンディングの新規案件、早押し競争に負けた。浮いた100万を投資したかったんだが。
スマホからじゃ早押しに勝てん(;´Д`)— おなまし (@onaramachine) June 21, 2018
簡単に投資できないのはデメリットです。
しかし、人気が高い証でもあるので、投資できた時の達成感も大きいという声もあります。
SBIソーシャルレンディングに限らず、優れた案件が人気が出るのは自然な流れです。
できる限り早く口座開設をし、入金を行い、いつでも投資できる準備をしておくことが何よりも大切になります
ソーシャルレンディングはSBIから始めるのが確実
ソーシャルレンディング業者はさまざまありますが、安心・安全で選ぶのであればSBIソーシャルレンディングが手堅いと言えるでしょう。
ソーシャルレンディングは分散投資が重要となりますので、SBIソーシャルレンディングを押さえた上で、他の有望な業者も押さえるという流れが自然です。
SBIソーシャルレンディングは、口座開設や維持費は無料なので、早めに準備をしておきましょう。
ソーシャルレンディングを始めると、投資の世界観が一気に広がります。
非常に注目を集める資産運用の一つであり、ミドルリスクミドルリターンの投資は貴重なので、メリット・デメリットを踏まえた上で始めていくと良いでしょう。
これまでにはない、新しい資産運用が始められますよ。
SBIソーシャルレンディングのキャンペーンは?
SBIソーシャルレンディングでは不定期でキャンペーンが行われています。
過去に行われたものとしては、
・対象のファンドに投資すると投資金額のうち0.5%相当額をキャッシュバック。
・新規投資家登録とメルマガ購読でSBIポイントを1,500プレゼント。
などがあります。
口座開設以外にも、対象ファンドに投資してキャッシュバックが得られるキャンペーンはかなり好評でした。
キャンペーンは不定期で行われているため、公式サイトを小まめにチェックして確認するようにしましょう。
SBIソーシャルレンディングのQ&A
- 貸し倒れや遅延は起こる可能性はある?
- SBIソーシャルレンディングでは、これまで貸し倒れは発生していません。
ただ、遅延については発生しています。具体的には、
- 不動産バイヤーズローンファンド
- カンボジア技能実習生支援ローンファンド
上記の一部で遅延が発生したことがあります。
しかし、大切なのはSBI-SLはきちんと元本回収できているという事実があります。
ソーシャルレンディングで遅延が起こることは避けられませんが、元本回収力のある業者を選べば安心感があります。
- できるだけリスクを抑えたい場合はどうすべき?
- SBIソーシャルレンディングでは、不動産担保付きの案件があります。
具体的には、
- 不動産担保ローン事業者ファンド
利回りは、「不動産バイヤーズローンファンド」よりも下がりますが、保全性が高まることで最も人気の案件ということができます。
もちろん、担保がつけば絶対に安心ということはありません。
投資する際には担保の内容についても、必ず確認するようにしましょう。
いずれにせよ、これから始める方には向いている案件といえるはずです。
SBIソーシャルレンディングの会社概要
SBIソーシャルレンディングを運営する会社概要です。
社名 | SBIソーシャルレンディング株式会社 |
電話番号 | 03-5549-2637 |
所在地 | 東京都港区六本木1-6-1 泉ガーデンタワー13F |
代表取締役 | 織田 貴行 |
株主 | SBIグループ(100%) |
資本金 | 8,000万円 |
主事業 | 金融業 |
事業内容 | ソーシャルレンディングサービスにおける出資募集業務、貸金業務 |
金融商品取引業 | 関東財務局長(金商)第2663号 |
貸金業登録番号 | 東京都知事(2)第31360号 |
加入団体 | 日本貸金業協会 会員 第005783号 |
今や日本を代表する、ソーシャルレンディングサービスの最大手と言うことができ、運営会社の内容もしっかりしていて安心感があります。