投稿日:2020年4月2日 | 最終更新日:2022年11月17日
不動産クラウドファンディングの人気が高まる中、大きな注目を集め始めているのが東証一部上場企業インテリックスが提供するX-Crowd(エックスクラウド)です。
このページではX-Crowdの魅力を伝えると共に、気になる評判や注意点も含めてご紹介をしていきます。

現時点の人気ランキングの位置づけもご紹介しています。
目次
X-Crowd(エックスクラウド)の最大の強みはリノベーション
(出典:https://x-crowd.jp/)
数ある不動産クラウドファンディングの中でも、X-Crowdは明確な強みを持ちます。
1.東証一部のインテリックスが運営
2.リノベーションのリーディングカンパニーが運営
3.不動産小口化の実績が豊富
4.優先劣後構造を採用し、出資率が高い
実際の評判でよく挙げられるのが「1」と「2」になります。
X-Crowdは東証一部企業が提供するサービスであり、信頼性の高さは業界でもトップクラスと言うことができます。
この点は大きな安心ポイントとなりますね。
東証一部企業が運営する不動産クラウドファンディング
- X-Crowd インテリックスが運営
- ビットリアルティ ケネディクスが運営
- Rimple プロパティ―エージェントが運営
この中で、X-Crowdはリノベーションに特化した実績と強みを持ち、中古マンション・宿泊施設におけるリノベーション力はトップクラスです。
X-Crowd (エックスクラウド)を調査中。
"古くなった家屋や地方に残る伝統のある建物などリノベーション対象となった物件が中心"なので、ハローリノベーション!に近いかも。
レジデンスファンドの利回りが下がっているのでリノベーション系も充分魅力がありそう。 https://t.co/O2Q0LIkskD
— ぐりーんりんく@投資5年目 (@greenlinkosaka) November 4, 2019
不動産クラウドファンディングサービスでは、リノベーション系ファンドもいくつかありますが、信頼性と実績でX-Crowdに勝るところはありません。
また、X-Crowdはサービス開始間もないものの、インテリックスは不動産小口化サービス(アセットシェアリング)を行っている実績があります。
そのため、サービス開始段階から目の肥えた投資家の注目を集めています。
X-Crowdの2号案件が月末に募集開始。
先月オープンした町家宿泊施設が対象です。検討する価値はありそう。https://t.co/6aWt7Id5Jg#インテリックス #エックスクラウド #クラウドファンディング— SALLOW@クラウドファンディング投資/FIRE済 (@SALLOW_SL) January 21, 2020
総合すると、これからさらに人気化する可能性が高いサービスと考えられます。
X-Crowdの気になる期待利回り・運用期間は?
X-Crowdに投資する上で気になるのは期待利回り・運用期間になるはずです。
そこで、これまでに登場したファンドを確認してみましょう。
ファンド1号(珠数屋町)
- 期待利回り:3.0%
- 運用期間:約12ヵ月
- 優先劣後:約30%
- 最低投資金:10万円
- 概要:京都中心部にある伝統的木造家屋のリノベーション
ファンド2号(すみ蛍おぼろ)
- 期待利回り:4.0%
- 運用期間:約18カ月
- 優先劣後:約31%
- 最低投資金:10万円
- 概要:京都中心部にある伝統的木造家屋のリノベーション
不動産クラウドファンディングの期待利回りの相場は、特別なキャンペーンを除くと2%~5%となっていますので、X-Crowdは平均的な水準に入ります。
優先劣後の出資比率も高く、安全性まで踏まえると高い評価ができるでしょう。
同じ東証一部上場企業のケネディクスが運営する「ビットリアルティ」が2.5~3.5%の期待利回りであることを踏まえると、投資を検討する価値があるのは明白。
一方、デメリットを挙げる評判としては「運営期間がやや長い」という声が見られました。
ただし運用期間が2年以上のファンドはざらにありますので、X-Crowdが特別長いということはありません。
ファンド評価は「良」
木造家屋のリノベーションはX-Crowdの得意とするところであり、投資家の安全性を高める優先劣後の割合を踏まえても、ファンド評価は「良」をつけることができます。
ファンドに独自性もあるため分散投資にも向いています。
現在は木造家屋リノベーションのファンドのみですが、サービス提供会社のインテリックスの知見を生かしたさまざまなファンドが期待されます。
不動産クラウドファンディングの中での人気ランキングは?
X-Crowdについては、現時点では人気ランキングで下位となっています。
上位のサービスを知りたい場合は以下もご確認ください。
→不動産クラウドファンディングのおすすめランキング
ただ、今後は間違いなく伸びてくることが予想されるでしょう。
X-Crowd(エックスクラウド)は元本割れの恐れはあるか?
X-Crowdでもっとも気になるのは元本割れのリスクとなります。
これに対してX-crowdは優先劣後構造を採用し、投資家の保全性を高めています。
具体的には評価額が減少した場合でも、劣後出資者である株式会社インテリックスの出資分が先に減少しる仕組みを採用。
例えば1号ファンドの場合、全体9,000万円のうち30%にあたる2,700万円をインテリックスが出資していますが、その出資分から減少していくことになります。
優先劣後構造のイメージ図
(出典:https://x-crowd.jp/)
つまり、評価額が30%以下の場合に投資家は元本割れになることはありません。
他のサービスよりも保全性が高い
元本割れのリスクを完全に取り除くことはできませんが、優先劣後構造を採用しないソーシャルレンディングサービスと比べると安全性の高さは一目瞭然です。
また、優先劣後構造についてもX-crowdの出資率30%に対し、他は10%~20%の出資率のサービスが主流のためX-crowdの保全性は高いと考えられます。
その分、期待利回りが下がる仕組みとなりますが、安全性を重視する投資家からは高い評判をあつめています。
元本割れリスク以外にデメリットはあるか?
X-crowdは保全性が重視され、その上で期待利回り・運用期間は平均水準と大きなデメリットは見当たりません。
あえて挙げるとすれば、最低投資金額が10万円からと一般水準より高いことがあります。
1万円から投資できるサービスは多く、実際の口コミでも不動産クラウドファンディングの中では敷居が高いという声が見られました。
X-Crowd(エックスクラウド)の始め方
X-Crowdの始め方はカンタンです。
まずは、公式サイトにアクセスをしましょう。
公式サイト
口座開設のステップ
- 同意書に同意をする
- ID登録(メールアドレス・パスワード)
- 個人情報登録
- 本人確認書類をアップ
以上の工程を踏み、審査に通過すれば「本登録」という形で10日以内に本人確認コードが書かれたハガキが送られてきます。
後は指定の口座に入金し、自分が気になるファンドに投資をすれば問題ありません。
手数料について
- 振込手数料:投資家負担
- 出資金の払い戻し手数料:無料
振込手数料は投資家負担となります。
銀行店頭の場合、振込手数料は高くつくことがありますので、手数料の安いインターネット銀行の利用も検討されることをおすすめします。
法人口座について
X-Crowdは法人の口座開設が可能です。
法人で運用したい場合、会員登録の申込み画面にて、「法人」を選択して進めてください。
X-Crowdの評判・メリット・デメリットのまとめ
X-Crowdは始まったばかりのサービスですが、メリットの多いサービスであり、目の肥えた投資家から高い評価をあつめている状況です。
改めてメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
メリット
1.東証一部のインテリックスが運営
2.リノベーションのリーディングカンパニーが運営
3.不動産小口化の実績が豊富
4.安定した期待利回り
5.優先劣後構造を採用し、出資率が高い
6.法人口座も可能
デメリット
1.最低投資金額が高い
2.始まったばかりで案件が少ない
3.口コミがまだ少ない
X-Crowdは保全性の高さを踏まえると、期待利回りの水準も評価できます。
一方で、評判や口コミはまだまだ少なく、その点においてはこれからに期待したいところ。
これから人気化が予想されるサービス
今後は間違いなく人気化することが予想されるため、X-Crowdの評判については随時このページに追記をしていきます。
不動産クラウドファンディングの人気は過熱化し、一部では抽選式を取り入れるほど投資したくてもできない状況が生まれています。
その意味ではX-Crowdに先取りして投資することは有効と言えるでしょう。

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