投稿日:2016年6月3日 | 最終更新日:2022年11月17日
「クラウドクレジットは元本割れは大丈夫?」
「遅延の心配は?」
「メリットとデメリットは何?」
クラウドクレジットは海外ソーシャルレンディングで高い利回りをほこりますが、いざ始めようとすると心配なことも多いのではないでしょうか?
私自身は投資をする中で遅延を体験していますが、それ以上にメリットも感じています。
そこで私の体験や、評判を通じてメリットとデメリットをご紹介しています。
具体的な始め方も記載しているのでご参考ください。
目次
クラウドクレジット(crowdcredit)の特徴
クラウドクレジットとは一言でいうと海外型のソーシャルレンディングサービスとなります。
実際に始めるのであればメリット、デメリットを押さえておく必要があります。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
クラウドクレジット | 世界中に投資できる 期待利回りが高い ファンドの数が多い 企業の信頼性が高い 為替ヘッジあり | 運営期間が長め 遅延リスクあり 元本割れリスクあり 貸し倒れリスクあり 為替リスクあり |
全体としては類似サービスがなく、さまざまなメリットも目立ちます。
実際に投資して感じるメリットは「ファンドの数が多く、じっくり選べる点」になります。
また、多くの大手企業から出資を受けるだけでなく、日本経済新聞など信頼性の高いメディアでも紹介されています。
世界中で自分の関心のあるファンドに投資できるのがクラウドクレジットの強み。
気になるデメリットとしては、一部ファンド(カメルーン)で遅延実績があること。
また、為替の変動リスクにより元本割れすることもあります。
しかしこれらのリスクは後述するとおり、工夫次第で減らすことが可能です。
クラウドクレジットは世界に投資でき、利回りが高いと評判
まず、特徴としては、「海外特化型」という点が挙げられます。
具体的な内容は、融資型クラウドファンディングの位置づけになります。
ラテンアメリカ・欧州・アフリカなど、伸びしろのある新興国から先進国まで、さまざまなエリアに投資できます。
海外ソーシャルレンディングは希少で、海外投資できる点が評判を呼んでいます。
他とサービス内容がかぶらず、分散投資として価値を持ちます。
海外特化とネットの相乗効果で効率化を図り、高利回りを実現している点もポイントです。
為替ヘッジなしだと想定利回り通りにならないこともありますが、為替ヘッジありのファンドも用意されているので安心です。
クラウドクレジットの利回り例
・欧州3か国個人向けローンファンド【為替ヘッジあり】 11.8%
・北欧個人向けローンファンド【為替ヘッジあり】 10.2%
・バランス型パッケージ28号【為替分散】 10.3%
他のサービスでは、利回り5%前後の商品がすぐに売り切れることを踏まえると、期待利回りが高いか分かります。
海外投資の場合は、為替リスクが気になる方もいるかもしれません。
しかし、クラウドクレジットでは上記に挙げたような為替ヘッジありの案件もあります。
また、2021年以降は「為替分散」を意識したパッケージファンドと呼ばれるものも増えており、為替リスクがケアされています。
わずか1万円から投資できる
さらにポイントを挙げるとするならば、最低投資金額が1万円からで良いという点。
本来、まとまったお金を用意しなければならないことが多いですが、クラウドクレジットは1万円から気軽に始められます。
あまりお金がないという人でも資産運用を始められます。
公式サイトで細かな運用状況が把握できるようになり、ファンドのリスクも分かりやすく説明されており、安心して投資できる状況になりました。
公式サイトの内容も充実しているので見ているだけで楽しいですよ。
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クラウドクレジットの悪い評判、デメリットは?
- 為替変動による元本割れリスク
- ファンドの遅延リスク
為替リスクには対応しており、為替ヘッジありのファンドが用意されています。
しかし、為替ヘッジなしのファンドは注意が必要です。
為替ヘッジなしのファンドを選んでしまうと、よくも悪くも為替の影響を受けてしまうことになります。
過去の遅延について
実際にクラウドクレジットでもカメルーンファンドのように高利回り案件は遅延が生じた事例があります。
実際に遅延を食らってしまったという評判もあり、私自身も投資していたファンドが遅延になったことがあります。
私の場合は少額投資でしたので、大きな痛手を負うことはありませんでした。
こうしたことから始めのうちは少額で投資されることをおすすめします。
クラウドクレジットは上手くいくと高利回りが得られますが、はじめは手堅くいく方がよいでしょう。
ソーシャルレンディングが持つリスクは、事前に認識しておく必要があるでしょう。
評判を見ても「遅延」や「元本割れ」を不安視する声が多く見られます。
公式サイトでファンドの遅延リスクが分かる
クラウドクレジットの場合、公式サイトでリスクの高い案件を確認することができます。
遅延リスクがあるかどうか、あらかじめ運用報告ページで確認できます。
さらに、クラウドクレジットのセミナーで分かったことですが、運用する中で不安を抱えるような案件は早期返還がされるため、元本割れを減らすように工夫がされています。
クラウドクレジットはセミナーも充実し、参加するとリスク対策ができますよ。
2020年からバランス型ファンドが登場
クラウドクレジットでは2020年から「バランス型ファンド」が登場しました。
これは、さまざまな国のファンドをまとめてセットにしたものになります。
一つのファンド内で国・通過リスクを分散することができ、クラウドクレジットのデメリットであった集中投資のリスクをやわらげています。
リスクが気になる方は、こうしたファンドにも注目されるとよいでしょう。
日本最大手の商社『伊藤忠商事』が出資
クラウドクレジットが数あるサービスの中でも注目は他にもさまざまあります。
特に日本最大手の商社『伊藤忠商事』が出資しているのは興味深いです。
クラウドクレジットの評判を見ても、この点に注目している人が多くいます。
伊藤忠、ネット小口融資に参入 運営会社に出資http://t.co/aWXgW36FLM 「ソーシャルレンディング」と呼ばれる小口金融に参入する。事業を運営するクラウドクレジット(東京)の株式18%をこのほど取得し、日本の個人投資家から集めた資金を海外の中小企業や個人に貸し出す
— gorinotsukudani (@gorinotsukudani) 2015年2月27日
背景に大手資本があると、安心できると共に、信頼性の高さが伝わってきます。
クラウドクレジットは高い成長性が期待されているといえるでしょう。
その他にもマネックスグループや電通、第一生命とも関係があります。
私自身が、クラウドクレジットのセミナーに参加した際、出資者がサービス利用の決め手になったと話している方が何人かいました。
クラウドクレジットの口座開設の始め方
口座開設は至ってカンタンで、ナビの通り進めていけば完了できます。
こちらでは口座開設から投資までの始め方について整理しておきます。
公式サイトは年々バージョンアップされているため、下記は参考程度にご確認ください。
新規登録、維持費はもちろん無料です。
公式サイト:クラウドクレジット
口座開設の始め方の流れ
1.上記の公式サイト内のページを下に進め、「無料で新規登録する」をクリック(図のオレンジ色の部分)
2.ID、パスワード、メールアドレスの入力項目を入力して送信。
※パスワードには「記号」も入れる必要があります。私は@を入れました。
3.クラウドクレジットから送られてきたメールのURLを押してページに移動。
4.ページの最下部にあります『アカウント情報を登録する』をクリック。
ここで、『同意及び確認事項』を確認して同意ボタンを押します。
そして、最後に
『適合性確認』ページを入力
『お客様情報』ページを入力。
5.以上で完了になります。
完了するとクラウドクレジットから「本人限定受取ハガキ」が送られてきます。
そこに書かれた「お客様コード」をマイページに入力すれば正式に完了となります。
実際の投資までの流れ
1.投資したい商品ページの右下にある『ファンドに投資する』ボタンをクリック。
※クラウドクレジットでは入金する前に投資するのに審査があります。
2.申込金額を入力します。
3.数日後に振込先のメールアドレスが送られてくるので入金すれば完了です!
※入金が完了すると、きちんとメールが送られてきます。
口座開設から投資までの流れは以上になります。
後は分配金を待つだけです。投資商品によって『元利均等』『満期分配』『毎月分配』がありますので、どちらに該当するか確認しておきましょう。
クラウドクレジットの評判は?
クラウドクレジットの評判は賛否両論があります。
メリット・デメリットも含め、口コミの一部をまとめましたのでご覧ください。
クラウドクレジットの口コミ
商品によってはリスクもありますが、投資先のバリエーションの豊富さも魅力ですね。
利回りは低下しますが、為替ヘッジありの案件が手堅いと思います。
公式サイトに期待リターンマップと呼ばれる、各ファンドのリスクが分かる表が用意されているので見ておいた方がよいです。
これからさらに認知されていくと感じています。
分配金レポートや満期時運用報告書が実体験として「そーいうことか〜」と前よりは理解できたし(遅)、為替リスクについてもお勉強になりました。(引用:ツイッター)
一部上場企業のIRの仕事に携わっている立場の人間ですが、クラウドクレジット社のHPの内容の充実度、社長の関与具合はなかなかすごいと思います。ファンド内容の開示具合については、法規制の関係で難しいところがあるのでしょうが... https://t.co/hMMsiTviKv
— こびと株.com (@kobito_kabu) 2017年1月15日
クラウドクレジットの社会的インパクト投資はきちんと「その後」をレポートしてくれるので、投資している立場の人だと読み物として楽しめる上に、当事者意識がものすごく高まるのでお小遣い程度の運用であればオススメ。#クラウドクレジット https://t.co/YxOME2Xu8W
— なぽこるく (@jbtnappo) October 28, 2019
セミナーの口コミ・評判は高い
セミナーに参加しておけば、遅延リスクも大幅に避けられると思う。
あら、クラウドクレジットの運用報告会もういっぱいだった^^; とりあえずキャンセル待ち。
— shimo (@shimo1974) 2016年12月12日
クラウドクレジットの評判はおおむね良い
期待利回りが高いだけではなく、事業の取組姿勢を見ても、数あるソーシャルレンディングサービスの中においても、評判を集めているといえます。
しかし、一部で遅延実績があることから警戒する声も見られます。
利回りの高い案件はリスクが生じますが、クラウドクレジットの場合は、セミナーや運用報告会を定期的に行っているので安心感があります。
クラウドクレジットの評判と口コミまとめ
全体をまとめると以下の通りです。
- 世界中に投資ができる
- 他と比べて期待利回りが高い
- 大手企業がバックアップして安心感あり
- 遅延実績があるため注意は必要
- 為替変動リスクは注意
- セミナー参加はおすすめ
クラウドクレジットは口座開設から投資までの流れがスームズです。
遅延や元本割れリスクはありますが、期待利回りは高く、海外投資に興味のある方にはおすすめです。
リスクはあるがフォロー体制があるので安心感あり
リスクについても、セミナーや運用報告会で説明するというフォロー体制があり、公式サイトの情報も充実していいます。
期待利回りが高く、1万円から資産運用が始められるのが何よりのメリットでしょう。
フォロー体制もしっかりとしていて、もっとも注目なサービスの一つです。
\まずは無料口座開設だけでもOK/
アフターフォローがしっかりしているので、これからソーシャルレンディングをしてみたい!
という人にも向いています。
投資対象国はどんどん拡大中であり、ファンドの数も群をぬきます。
中・上級者向きといえるかもしれませんが、慣れればかなり使えるサービスです。
オンラインセミナー参加もおすすめ
クラウドクレジットはセミナーの充実ぶりが評判を呼んでいます。
最近では竹中平蔵さんを招いたセミナーも大好評でした。
セミナーではファンドの現状を説明してくれたり、運用担当者と話せる機会があります。
最近では自粛の影響でオンラインセミナーも行われているので誰でも参加しやすい状況です。
資産運用を検討されている方は併せてチェックしてみて下さい。
クラウドクレジットとは?金融投資の最先端を走る
日銀のマイナス金利によって、資産を銀行に預けるメリットがなくなり、誰もが本格的に投資に向き合わなければいけない時代になりました。
その中で最も注目を集めるのが「フィンテック」と呼ばれる金融革命です。
一言でいえばインターネットと金融を組み合わせたサービスのことを指します。
クラウドクレジットとは、インターネットと金融を組みあわせた最先端のソーシャルレンディングサービスということができます。
クラウドクレジットでよくある質問と回答
- クラウドクレジットはやばい?
- 海外投資であることから「やばいのでは?」という質問をよくいただきます。
確かにファンドが遅延したり、為替変動によって元本割れすることがあります。
ただ、しっかりとファンドを見極めて、分散投資をすれば有効な資産運用になると考えられます。
基本的にどんな投資もリスクはともなうものです。
目利きが求められる部分はあるため、少額ではじめて慣らしていくとよいでしょう。
- 海外リスクにおけるリスクは何?
- 代表的なのが為替変動リスクです。
投資している国の通貨の価値が下落した場合、利回りが下がる恐れがあります。もちろん、通貨の価値が上がれれば、利回りが上がるメリットおあります。
こうした為替の変動リスクを避けたい場合、クラウドクレジットでは「為替ヘッジあり」のファンドも用意されています。
- 遅延の知らせが来たらどうすればよい?
- クラウドクレジットは非常に多くのファンドを運営しているため、遅延が生じるファンドも出てきます。
遅延は投資した金額が戻ってこない貸し倒れとは異なります。
債権を回収できない状況であるため、それが回収されれば遅延が解消される可能性があります。
遅延が発生したら、まずはしばらく待つようにしましょう。
期待利回りが極端に高いファンドでなければ、遅延がすぐ解決されることも多いです。
- おすすめのファンドは何か?
- 初心者の方の場合は、長い実績をもつファンドをおすすめします。
具体的には「~号」という表記が長く続いているものが良いでしょう。
長く続いているファンドほど実績があるため安定感があります。
2021年以降増えている「バランス型パッケージ」ファンドも、リスク分散されていておすすめです。
- 手数料はいくらかかる?
- クラウドクレジットにかかる手数料は以下の二つです。
- 振込手数料(お客様負担。金額は取扱銀行によって異なる)
- 出金手数料(月1回無料。同月2回目以降は756円)
口座管理費や、維持費などは一切かかりません。
出金手数料についても、月1回は無料なので、良心的といえるでしょう。
- クラウドクレジットが他のソーシャルレンディングより優れる点は?
- クラウドクレジットのメリットは以下の通りです。。
- クリック合戦に巻き込まれず投資できる。
- 多くの上場企業から出資を受けている。
- 他のサービスと差別化できている。
- 積極的な情報発信を行っている。
- アフターフォローが手厚い。
- 1万円から投資できる
大手企業からの出資を受けているため、信頼性が高い点が挙げられます。
また、1万円からの少額投資ができるので、低リスクで投資できる点もメリットです。
高利回りの案件だけでなく、社会貢献につながる「インパクト投資」など幅広いファンドがあり、これまでにない投資体験もできます。
最新ニュース
クラウドクレジットの最新ニュースをまとめました。
累計登録者数が50,000名突破
クラウドクレジットの累計登録者数が5万人を突破しました。(2021年3月)
日経新聞が発表した企業価値調査で74億円の評価を獲得
日経新聞が独自のリサーチで作成した、フィンテック企業の企業価値レポートにおいて、クラウドクレジットは74億円を獲得しました。(2019年11月25日発表)
類似サービスであり大人気サービスのFunsを運営するクラウドポートが37億円を獲得し、クラウドクレジットに続く形となっています。
累計出資金額200億円を突破!
2019年11月時点で累計出資額が200億円を突破しました。
具体的な内訳は以下の通りとなっています。
- 運用開始済みファンド数 826
- 償還済みファンド数 266
- 償還時元本割れ件数 33
気になる元本割れですがおよそ12%となっています。
こちらについては、リスクの高い為替ヘッジなしのファンドも含まれますので、リスクを押さえて投資すれば元本割れ率は低下するでしょう。
92.7%のファンドはファンド販売と同等の水準の返済率となっていますので、大きなリスクはないと判断できます。
匿名化解除のファンドが20を突破
ソーシャルレンディングで問題視され、さまざまな不正の温床となっていた「匿名化ファンド」。
クラウドクレジットではいち早く「匿名化解除」にとり組み、匿名化解除のファンドはのべ20を突破しました。
現在は多くのファンドにおける貸付先を確認することができます。
クラウドクレジット株式会社の概要
クラウドクレジットを運営する、クラウドクレジット株式会社の概要です。
出資会社とは別に、電通グループ会社とも提携を行っています。
社名 | クラウドクレジット株式会社 |
設立年日 | 2013年1月 |
代表取締役 | 杉山 智行 |
取引銀行 | 三井住友銀行 三菱東京UFJ銀行 みずほ銀行 |
所在地 | 〒102-0083 千代田区麹町3-12 アネックス麹町 5階 |
メールアドレス | info@crowdcredit.jp |
電話番号 | 03-6268-9210 |
株主 | 伊藤忠商事株式会社 マネックスベンチャーズ株式会社 他 |
クラウドクレジット(crowdcredit)については、当サイトで非常にくわしくまとめています。
各種ファンドや、セミナーレポートなどの記事もすべて揃っています。
気になる点があれば、関連記事もご覧ください。
クラウドクレジット(crowdcredit)株式会社の特徴
2013年に設立されたソーシャルレンディング会社です。ここの強みは何といっても、株主構成にあります。
代表的なのは伊藤忠商事ですが、それ以外にも名だたる企業が株主となっています。
株主構成
他にも、フェムトグロースキャピタル有限責任事業組合、有限責任事業組合フェムト・スタートアップ、マネックスベンチャーズ株式会社、株式会社GCIキャピタルなど、ファンド系の企業が続々と株主に名前を連ねています。「将来性」を大きく買われているといえます。
サービスコンセプト
コンセプトは「世界の信用市場をひとつに」です。
「金余り」だけれども投資する事案が少ない日本から、資金はないけれど発展余地の高い新興国へ資金を投資。
投資を通じて社会貢献をすることもクラウドクレジット株式会社のコンセプトです。