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人気ソーシャルレンディング事業者の共通点とは?【選ぶポイント】

投稿日:2018年3月29日 | 最終更新日:2022年11月17日

人気ソーシャルレンディング

こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。

本記事は人気ソーシャルレンディング事業者の共通点を洗い出すと共に、そこから導き出される今後の業界勢力図を予想しました。

本記事をご覧になることで、人気事業者の共通点と、これから伸びてくる可能性のあるサービスが見えてくるかもしれません。

人気のソーシャルレンディング事業者の共通点

東洋経済2018年3月15日号で公開された「累計応募額順位」は以下の通りになります。

ここでは累計応募額を一つの人気の目安として分析していきます。

その上で、人気事業者の共通点について洗い出していきます。

(※ラッキーバンクとみんなのクレジットは直近の騒動を受けて対象外としています。)

累計応募額ランキング

  1. マネオ(maneo)
  2. SBIソーシャルレンディング
  3. クラウドバンク
  4. LCレンディング
  5. ラッキーバンク
  6. グリーンインフラレンディング
  7. クラウドクレジット
  8. クラウドリース
  9. ガイアファンディング
  10. みんなのクレジット

期待利回りが高い傾向にある

人気上位の分かりやすい特徴としては、「期待利回りの高さ」が挙げられます。

マネオマーケットと提携する複数の事業者の中でも「グリーンインフラレンディング」が上位に来ているのを見ても一目瞭然です。

SBIソーシャルレンディングも期待利回りの向上と共に、人気が増した印象があります。

なお、クラウドクレジット社が発表した「ユーザーアンケート」においても、クラウドクレジットを利用する理由の第一位として「利回りが高い」が挙げられています。

積極的な広告活動を行っている

マネオ、SBIソーシャルレンディング、クラウドバンク、クラウドクレジットなどは例外なく、積極的な広告活動に力を入れています。

WEB上で表示される検索連動型広告はもちろん、影響力のあるブロガーと連携することで認知度を大きく高めています。

ソーシャルレンディングは魅力的な投資手段ですが、一般レベルでは殆ど知られていないか誤解を受けている側面があります。

その意味で、広告活動を行う事業者が結果を出しているのは自然な流れと言えるでしょう。

長年の実績がある or 株式上場している

ソーシャルレンディングは期待利回りを除くと、信頼性の高い事業者が人気となっています。

マネオ・クラウドバンクのような草分け的な存在か、SBIソーシャルレンディング・LCレンディングのように上場企業が提供するサービスに分かれると言えるでしょう。

ソーシャルレンディングでは「利回りが返ってくるか」がリスクであり、その点において実績と信頼性の高い事業者が選ばれる傾向にあります。

積極的にセミナーを開催している

株式上場していない場合でも、マネオやクラウドクレジットのようにセミナーを積極的に開催することで信頼性を高める事業者も存在します。

事業者の顔が見えないソーシャルレンディングにおいて、直接ファンドの説明をしたり、質疑応答ができる場を設けることは、確実に信頼性が高まります。

マネオは長年、マネオ系列のソーシャルレンディング事業者の代表者を呼び、定期的なセミナーを解説していますが、草の根運動が今の地位を築いていることは間違いありません。

これから伸びるソーシャルレンディング事業者は?

これら、人気ソーシャルレンディング事業者の共通点を分析していくと、これから伸びるサービスが浮かび上がってきます。

それが、

  • オーナーズブック
  • クラウドクレジット
  • SBIソーシャルレンディング

となります。

オーナーズブックは、累計応募額順位では10位に入っていませんが、「積極的な広告活動」「上場企業が提供」「セミナー開催」の複数の条件を満たしています。

ゆえに、一気に上位に割りこむ可能性が高いと見ています。

クラウドクレジットはマネックスベンチャーズと連携した企画や竹中平蔵氏を迎えたセミナーを開くなど、信頼性を高める取り組みが目を引きます。

広告活動に対する意識も高く、現状のままであれば上位に食い込む可能性があるでしょう。

最後に、SBIソーシャルレンディングは「期待利回り」「信頼性」の点で優れており、ここから更に伸びてくる可能性があります。

マネオとの業界トップ争いは熾烈なものとなるでしょう。

人気ソーシャルレンディング事業者の共通点まとめ

大きな注目を集めるソーシャルレンディングですが、サービスを提供する事業者について、今後入れ替わりが生まれる可能性があります。

行政処分による不安が高まる中、信頼性と露出度を高める事業者が伸びることが予想され、こうした観点でソーシャルレンディングを見ていくと、別の発見があります。

ぜひ読者の方も、どの事業者が伸びそうか?ツイッターなどにご意見頂けると幸いです。

 

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