投稿日:2019年2月7日 | 最終更新日:2022年11月17日
こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。
将来お金に困らないためにも、資産運用を考える上で、ソーシャルレンディングを利用する方も増えてきました。
その中でも特に人気を集めているのが、株式上場し不動産案件を扱うオーナーズブック(OwnersBook)です。
本記事では、オーナーズブックの手数料と税金・確定申告について解説していきます。
ちょっと複雑なところもありますが、大切なことなので押さえておきましょう。
目次
オーナーズブック(OwnersBook)でかかる手数料
- 口座維持費:無料
- 入金手数料:お客様負担(各銀行による)
- 出金手数料:300円
基本的にオーナーズブックでかかる手数料は、入金・出金手数料のみとなります。
出金手数料が300円と固定されているのが特徴といえるでしょう。
細かく入出金するより各事業者ごとにいくらという形で、まとめて入れておくとよいですね。
他の投資商品と比べてコストがかからない
オーナーズブックを利用する際は、さまざまな面で手数料が無料となる場合があります。
ちなみに、他の資産運用として投資信託があります。投資信託の場合、口座を管理することには手数料は発生しませんが、ファンドを所有すると維持費を払う必要があります。
一方、オーナーズブックであれば、口座管理でお金がかかることはありません。
また投資信託の場合、信託財産留保額や販売手数料など、取引で手数料が発生します。
その点、オーナーズブックは投資ファンドに販売手数料もありません。
この辺りは押さえておきたいメリットになりますね。
オーナーズブックの入金方法は?いつ反映される?
オーナーズブックでは事前入金制を取り入れているため、利用する際には先に入金をすませる必要があります。
入金方法ですが、オーナーズブックの公式サイトから入金できるため、公式サイトをお気に入りに等に入れておきましょう。
公式サイトを見つけたらサイトを開き、トップ画面上部に「ログイン」をクリックしてください。
なお、会員登録が済んでいない方はログインできないので、会員登録をしましょう。
「ログイン」をクリックすると、メールアドレスやパスワードを入力する画面が現れます。パスワードは会員登録の際に設定したものになるので、入力してログインしてください。
銀行振込が基本。早めに入金はしておこう
ログインしたら、「入金する」があるのでクリックしましょう。クリックすると「入金(振込口座情報)」が現れるので、そこに書かれた内容をノートなどにきちんとメモします。
あとは、金融機関へ行き、メモした口座へ振込んでください。
ちなみに、平日であれば入金反映までに数時間かかります。また、土日や祝日は銀行が休みになるため、入金されるのは翌営業日です。
入金する場合には、特に曜日に気をつけながらお金を振り込みましょう。
オーナーズブックの源泉税を押さえておこう
資産運用する場合、基本として出資するだけでは出資者に納税義務はありません。
出資をして利益が生じた際に、ようやく税金が絡んできます。ただし、先に納税義務が生じるのは資金調達者の方です。
分配金を受け取った時点で納税義務が生じる
出資者に納税義務が生まれるのは、資金調達者が分配金の発行を選んだ時になります。よって、オーナーズブックを利用した場合、分配金を設定したタイミングで、出資者が納税義務が生じるのです。
また、分配金に関しては、オーナーズブックが20.42%の源泉税を排除した金額となっています。源泉税はまたの名を「源泉徴収税」とも言い、個人が納める税金を雇用主が代わりに払う税金です。
一般企業に勤める方であれば、一部の金額が引かれて給料を受け取っているはずです。この引かれる金額には、住民税や社会保険だけでなく、源泉税もあわせて引かれています。
ちょっと分かりにくいですが、ぜひ押さえておきましょう。
オーナーズブックの税金と確定申告について押さえておこう!
副業で20万円以上稼いでたら確定申告!
一般企業に勤める方で、掛け持ちで働いている方もいるでしょう。
そういった方で、副業で20万円以上稼いでいる方もいるかもしれません。
その場合、稼いだ分を雑所得として確定申告する必要があります。基本的には、事業者から年間取引報告書が発送されますので、それを元に行いましょう。
原則的に雑書得の扱い
オーナーズブックで分配金を受け取った際には、このお金が雑所得になります。よって、分配金が20万円以上ある場合には、確定申告しなければなりません。仮に、20万円を満たしていなければ、確定申告しなくてすみます。
ただし、オーナーズブックでは分配金を与える際に源泉徴収を行っているので、人によっては確定申告により、源泉徴収額の一部が戻ってくることがあります。
ですので、分配金が20万円に届いていない場合でも、確定申告をしておくと良いでしょう。
オーナーズブックの手数料と確定申告のポイントまとめ!
資産運用を考える場合、投資信託であれば、口座管理や案件管理などで手数料が発生します。
一方、オーナーズブック(OwnersBook)では、あまり手数料はかかりません。
ですが、口座からお金を引き出す際に、手数料が300円かかる点は注意しましょう。
基本的に確定申告はしておいた方がよい
また、オーナーズブックを利用する中、うまくいって利益が生じることもあるかもしれません。その場合、オーナーズブックから分配金を支給されますが、このお金は雑所得になります。
雑所得が20万円以上の場合、確定申告する必要がありますが、20万円に達していない場合には確定申告せずにすみます。
しかし、繰り返しになりますが分配金が20万円に届いていなくても、人によっては確定申告でお金が返ってくる可能性があります。
そのため、オーナーズブックから分配金をもらった場合には、確定申告をしておく方が良いといえますね。