投稿日:2017年4月14日 | 最終更新日:2022年11月17日
こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。
現時点で有効とされる、2019年最新の高利回り投資をまとめました。
資産を有効活用して利回りをえる手法はマイナス金利以降、ますます活発化しています。
資産運用といえば銀行や証券会社の国債、投資信託が代表的です。
しかし、利回り面を考慮すると、もう少し投資の幅を広げたいと考える方も多いのではないでしょうか。
そこで最新の高利回り投資の種類、推定利回り、おすすめ度をご紹介します。
目次
高利回り投資の一覧
まず、高利回り投資とおすすめ度をまとめました。(★5つで満点)
- 新規公開株 ★★★★☆
- ソーシャルレンディング ★★★★☆
- 不動産クラウドファンディング ★★★★★
- 株主優待のクロス取引 ★★★★☆
- 米国利回り投資 ★★★★☆
- 不動産投資、土地活用 ★★☆☆☆
それでは、くわしくみていきましょう。
1.IPO(新規公開株)
現在、もっとも注目を集める高利回り投資はIPO(新規公開株)です。
IPOで新興株式を購入できた場合、株価が2倍~3倍になることもめずらしくなく、非常にリターンが高いのが特徴です。
IPOには新興株、東証1部、東証2部といった市場から購入できます。
近年では東証1部のような大型IPOであっても日本郵政やJR九州のようにリターン値が高いものが出ています。
リスクとしては公募割れといって、購入した価格よりも下がる点が挙げられます。
ただし、見る眼を養えば公募割れを避けることはできます。
ゆえに、IPOはローリスクハイリターンということができるでしょう。
デメリットとしてはIPOをインターネットで購入する場合、抽選方式となります。
最近は、人気が過熱したことでほとんど当選できないという声が急増しています。
一例として、年間100万円をIPOに投じて、1つでも有望なIPOを入手できれば30万円程度の利益が見込まれます。
期待利回りに換算すると30%となり、たとえ僅かでも当選することができれば高利回りが期待できます。
投資リスク
低 ※ただし当選は極めて困難になっている。
おすすめ度
★★★★☆(五つで満点)
2.ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングはミドルリスクミドルリターンと呼ばれ、一定のリスクを持つ一方で、高利回りが期待できる投資です。
仕組みとしては投資家と事業者をインターネットで結びつけ、人件費や手数料をカットすることで高利回りを実現しています。
クラウドファンディングを活かしていることから、「投資型クラウドファンディング」とも呼ばれています。
近年さまざまな投資先が増え、不動産や事業への投資、海外投資、インフラ投資、リース投資、コインランドリー投資など、バリエーションも充実。
利回りは5%~10%程度と非常に良好ですが、貸付先の事業者の返済遅延や倒産リスクなどがあるため注意が必要です。
リスクを抑えるためには分散投資を基本とし、不動産担保や保証付きの商品を選ぶことも一つのポイントになります。
人気のクラウドクレジットのように運用報告会を行う事業者もおり、事前にリスクを把握することができるようになりました。(クラウドクレジットについてはページの最後で詳しくご紹介しています。)
地合いに影響されない新しい投資として、かなりおすすめといえます。
投資リスク
中
おすすめ度
★★★★☆
3.不動産クラウドファンディング
いま、もっとも人気の投資は不動産クラウドファンディングで間違いないでしょう。
ほとんどのサービスが開始と同時に売りきれになるほど人気が殺到しています。
不動産クラウドファンディングとは、インターネットを介して、コストをかけずに不動産投資ができるサービスになります。
ソーシャルレンディングと同じ仕組みですが、以下の違いがあります。
- ファンドはすべて実名化されている
- ソーシャルレンディングより利回りは低いが、安全性は高い
ソーシャルレンディングのファンドは「匿名化」されていて、その詳細について分からないところがありますが、不動産クラウドファンディングは実名化されているので細かく把握できます。
その分、期待利回りは下がりますが、それでも4.5%~6%とじゅうぶんに高利回りです。
期待利回りと安全性のバランスにすぐれ、もっともおすすめできる投資です。
人気の不動産クラウドファンディングサービスは以下をご確認ください。
→不動産型クラウドファンディングのおすすめランキング【人気で選ぶ】
投資リスク
低
おすすめ度
★★★★★
4.株主優待のクロス取引
近年、個人投資家の間で活発化しているのが株主優待です。
日経新聞に「株主優待バブル」と記載されるほどの人気ぶりとなっています。
中でも、「優待クロス取引」による株主優待タダ取りが人気を博しています。
優待のクロス取引そのものは容認されており、雑誌や証券会社でも取り上げられるようになりました。
そこに準ずる形で個人投資家を中心に活発化しています。
企業としては株主優待を設置することで会社を知ってもらい、注目を集める思惑があります。そのため、優待のタダ取りの勢いが留まることはありません。
最も繁盛期となる3月は、30万弱の利益を出したサラリーマン投資家もいいます。
300万円程度の投資を行った場合の利回りは10%程度となります。
手数料や現物を現金換算すると、ざっくりですが30万弱の利益(手数料・金利は差し引いていません)が出ており、なんとIPOに迫る利益が出ています。毎月、株主優待があればこれだけで生活出来る水準、本当に3月優待サマサマですね。
(出典:IPO新規公開株で副業生活)
株主優待クロス取引のデメリットとしては、慣れないうちは手間がかかり面倒を感じること。その点さえ乗り越えれば、おすすめの投資です。
リスク
低
おすすめ度
★★★★☆
5.米国利回り投資
株の利回り投資で最も有効なのが米国利回り投資です。
アメリカは日本と比べても配当志向が非常に高いことで知られています。
単に利回りが高いだけでなく、コカ・コーラに代表される連続増配企業が非常に多く、長期投資における恩恵が受けられます。
例えば、米国通信最大手の「AT&T」の利回りは2016年末の時点で4.76%。
しかも、28年連続の増配となっています。
日本の配当利回りランキングを見ると、数字上は好利回りな株もありますが、業績不振によって投資妙味がないケースが目立ちます。日本では不人気株=高配当株というケースが多く、高配当投資が流行りません。
米国の場合は優良企業かつ、高配当という条件であるため投資妙味があります。
こうした知られざる高配当の外国株式購入は、有効な資産運用と言えるでしょう。
デメリットは外国株ということで敷居が高い点になります。
ただ、近年はSBI証券やマネックス証券など、ネットでカンタンに購入できるようになりました。
注意点としては2019年以降の米国相場はやや過熱気味の状況となっています。
悪くない状況ですが、今からの参加はリスクもあります。
投資としては地政学リスクも含め、地合いに影響されてしまう側面もあり、おすすめ度は中程度となります。
投資リスク
中
おすすめ度
★★★☆☆
6.不動産投資、土地活用
一口に不動産投資と言ってもREIT(リート)やソーシャルレンディングを通じて投資する方法もあります。
ここではいわゆる一般的な不動産投資のことを指しています。不動産投資についてはさまざまな書籍や広告などで、稼げる・節税になるという触れ込みがあります。
しかし、これまで挙げてきた資産運用に比べるとリスクが高く、経験のない方が安易に手を出すのは危険な側面もあります。
不動産投資先としては、マンション・アパート・一戸建てが挙げられます。
最も代表的なマンションのワンルーム投資は、管理費・共益費がかかるため、注意が必要です。
どれだけ情報ルートを確保できるか?も大切であり、横の繋がりも必要になってくると言えるでしょう。事業者登録すれば業者だけが見ることのできる「レインズ」を活用できますが、そのためには初期費用が必要になります。
競売物件に関しては、リスク面がクローズアップされていますが、それ以前に業者に入札価格が高騰しています。
故にたとえ競売物件でも安く購入することさえ難しくなっています。
不動産投資についてまとめると、既に土地を保有している場合や、知り合いや業者からの情報ルートがあるような場合を除けば、それほどはおすすめできません。
リスク
中
おすすめ度
★★☆☆☆
高利回り投資のまとめ
高利回り投資については、その分だけリスクもつきまといます。
その意味では、リスクを限りなく回避できるIPOは手堅い資産運用が可能。
ソーシャルレンディングは、リスクを見極めることができれば高利回りで非常におすすめです。
優待利回り投資に関しても、手順さえ誤らなければ大きなリスクはありません。
高利回り投資をする場合、自分自身でリスクを抑えられるものを選ぶのが原則です。
その意味で、自分が興味の持てる分野に投資するようにしましょう。
リターンが大きいほど、リスクも高くなりますのでその点だけ注意して、資産運用を充実させていきましょう。
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