サービスの比較 ソーシャルレンディング

上場企業が提供するソーシャルレンディングサービスのまとめ

投稿日:2018年1月2日 | 最終更新日:2022年11月17日

上場企業のソーシャルレンディング

こんにちは。ソーシャルレンディング屋さん(@sociallending7)です。

ソーシャルレンディングのサービスというと、運営会社が信頼できるかどうか?
気になる方は多いと思います。

中でも上場企業が提供するサービスであれば、安心感は段違いと言えます。

そこで、今回は上場企業が提供するソーシャルレンディングサービスをまとめてみました。
各サービスのメリット、デメリットについても明記しています。

投資先を選ぶ上でぜひ参考にしてみて下さい。

1.SBIソーシャルレンディング

上場企業が提供する代表的なソーシャルレンディングが「SBIソーシャルレンディング」です。

親会社はSBI証券でお馴染みのSBIホールディングス株式会社。

証券の他に、FXや最近では仮想通貨事業でも大きな注目を集めていますね。

実質的に証券部門では人気ナンバーワンのSBIグループが提供するソーシャルレンディングということで、抜群の安心感があります。

実際に「SBIグループだから始めた」という方も非常に多く見られます。

分配用口座を廃止されたのはデメリット

SBIソーシャルレンディングでは、分配用口座が廃止されています。

これはどういうことかと言うと、分配金が配分されたとしても再投資する際に銀行から振り込む必要があります。

他のサービスと比べると一手間かかってしまうデメリットが存在しています。

また、SBIソーシャルレンディングでは入金→案件の申込ではなく、案件の申込→入金の手順を踏まなくてはなりません。

安心できるサービスである一方、細かい点については注意しておきましょう。
それらを踏まえてもSBIソーシャルレンディングはおすすめのサービスです。

親会社の情報

親会社:SBIホールディングス株式会社
創立日:平成11年7月8日
住所:東京都港区六本木一丁目6番1号
従業員数:連結 5,070名
事業内容:株式等の保有を通じた企業グループの統括・運営等

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2.オーナーズブック

オーナーズブックは、株式上場しているロードスターキャピタルによって運営されています。

一言で言うと不動産のプロフェッショナル集団であり、2017年に上場したことで他のサービスとは一線を画した信頼性を得ています。

未上場の不動産ソーシャルレンディングとは一線を画す

未上場の不動産ソーシャルレンディングサービスでは、高利回りを謳うことで顧客を取り込もうとする動きがありますが、それ相応のリスクが伴います。

現在はリスクを考慮しない利回りが評価される向きがありますが、市場の成熟と共にオーナーズブックの評価が高まることが考えられます。

ロードスターキャピタルの業績を見ても右肩上がりの好業績となっており、財務面においても安心感があります。

オーナーズブックの運営を通じて、さらなる成長が期待できる状況です。

利回りは若干下落気味か

オーナーズブックは利回り4.8%~12%という表記ですが、近年は5%前後が目立ちます。

上場企業が提供する担保付きの案件であることを考慮すると、バリュー感はありますが、以前と比べると利回りが低下しているようにも見えます。

ただ、ソーシャルレンディングでは利回りとリスクが比例する傾向にあり、手堅く運用する上ではオーナーズブックは非常におすすめです。

利回りを押し出し、即時売り切れになってしまう案件よりも、大きなお金を預ける場合においてはオーナーズブックにしておくことが賢明でしょう。

親会社の情報

親会社:ロードスターキャピタル株式会社
創立日:2012年3月
住所:東京都中央区銀座2-6-16 ゼニア銀座ビル6F
従業員数:36名
事業内容:不動産運営、及びクラウドファンディングサービスの提供

2017年に上場し、機関投資家をはじめ多くの投資家から注目を集めました。

本業である不動産業の業績が好調であり、同社が提供するオーナーズブックも右肩上がりの成長を続けています。

上場するだけの地盤や信頼性があり、コンプライアンスにも精通しています。
王道の不動産投資をしたい場合は、もっともおすすめの事業者です。

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3.LCレンディング

LCレンディングスは目立つ広告は打たない一方で、非常に手堅くサービスを提供しています。

ソーシャルレンディングにおいて、優良サービスの代表格と言えるのではないでしょうか。

親会社で上場しているLCホールディングスは不動産に精通し、LCレンディングも不動産がメイン案件となりますので、安心して投資ができます。

早期売り切れに要注意!

LCレンディングの注意点としては不動産と言っても商業施設が主となりますので、通常の不動産商品とは異なる側面があります。

商業施設ということでやや商品リスクの判別が難しい点はデメリットです。

また、連携するmaneoにおいてもLCレンディングの商品は非常に人気が高く、早期売り切れする傾向があります。

多くの投資家はマネオ(maneo)を通じて投資されると思いますが、商品が登場したら早めに投資するように心掛ける必要があるでしょう。

親会社の情報

親会社:LCホールディングス株式会社
創立日:1992年7月1日
住所:東京都東大和市立野2丁目1番地3
従業員数:連結:50人(2016年3月時点)
事業内容:子会社の管理

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今後、上場が予想されるソーシャルレンディングの企業は!?

今後、株式上場が予想されるとすれば、maneo(マネオ)ということになるでしょう。

maneoはソーシャルレンディングにおいては最大手であり、実質的に上場企業と方を並べてもおかしくない実績と経営力を備えています。

国内最大手のmaneoが株式上場すれば、ソーシャルレンディングの認知度も高まり、業界全体の盛り上がりに繋がるはずです。

また大手企業グループからの出資や提携を受けるクラウドクレジットにも期待が集まります。

全体のまとめ

やはり上場企業が提供するソーシャルレンディングには、大きな安心感があります。

社会的な注目度も高く、透明性の高さが魅力です。

企業が上場するためにはさまざまな審査、コンプライアンスをクリアする必要がありますが、これらを通貨しているソーシャルレンディングは倒産リスクが低く、資本面においても基盤がしっかりとしています。

仮に貸し倒れのような事例が発生したとしても、グループ間で資金を補填することも可能です。

もちろん、上場企業だから絶対安心ということではありませんので、そこは注意も必要です。

初心者の人や大きな資産を預けるなら上場企業が最適

もちろん、上場企業だから安全と言い切れるものではありませんが、初心者の方の場合は上場企業が提供するサービスがおすすめです。

また、大きな資産を運用する場合も上場企業に預ける方が安心です。

そこで慣れてきたら、さまざまなサービスに広げていくという流れが手堅いと言えるでしょう。

 

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