投稿日:2016年12月28日 | 最終更新日:2022年11月17日
本記事では、クラウドファンディングの種類をまとめました。
この種類については混乱しがちなので一度整理しておきたいと思います。
当サイトで扱うソーシャルレンディングは「投資型クラウドファンディング」のジャンルに該当します。
その他にはどんな種類があるのでしょうか?
こちらではクラウドファンディングの種類をご紹介していきます!
目次
そもそもクラウドファンディングとは?
クラウドファンディングとは、個人・企業問わず群衆(crowd)から資金調達(funding)することを指します。辞書を見ると「ネットを通じて不特定多数の人が第三者にお金や資産などの提供」ともあります。
いわゆる募金を広範囲で行えると考えると分かりやすいかもしれません。
誰もがインターネットを活かして資金集めができる仕組みは大きな広がりを見せています。
クラウドファンディングの種類は大まかに3つ!
クラウドファンディングの種類を細分化すると以下の3通りになります。
1.投資型
2.寄与型
3.購入型
一般的に有名なのが「投資型」「寄与型」」のクラウドファンディングになります。
投資型は投資をすることで利回りという形でリターンを期待できる性質があります。
寄与型については基本は純粋な寄付がベースとなります。
購入型はその中間で、金銭的なリターンは得られないものの、商品やサービスという形でリターンが得られるものになります。
1.投資型クラウドファンディング
クラウドファンディングの種類の中で、金銭的なリターンがあるのが特徴です。
投資型クラウドファンディングは、融資型クラウドファンディング・ソーシャルレンディングとも呼ばれ急速な広がりを見せはじめています。
市場の影響が受けにくいことやウェブを活かすことで諸経費を軽減し好利回りを実現している点が強みとなります。
そして何よりも、従来の金融商品の枠組みを超えたさまざまなファンドが出てきています。
数万円の低額で海外投資ができるのも特徴。
ただ、株式と同じように元本割れリスクがあるので注意も必要です。
代表サービスとしてはクラウドファンディング大手のCAMPFIREが手がける、「CAMPFIRE Owners」などが人気です。
プロジェクトの例
- 不動産担保付きファンド
- 事業資金支援ファンド
- 海外投資型 ファンド
※大別すると「不動産」「金融」「企業融資」が主のジャンルになります。
投資型クラウドファンディングの代表的なサービス
2.寄与型クラウドファンディング
クラウドファンディングの種類の中で、純粋な寄付がベースになっています。
「寄与型クラウドファンディング」は個人・企業問わず日本でもアイデアであふれ広く浸透しています。恵まれない新興国への寄付から、地域復興プロジェクトまで本当にさまざまです。
若年層アニメ制作者のキャリア形成の応援など、これまでにない支援の形も生まれています。
コンセプトや内容が共感されることで多くの資金を集めることも可能で、新しい資金集めの形として注目されています。
プロジェクトの例
- 東日本大震災復興支援財団の活動支援
- NPO・社会起業家支援プロジェクト
- 動物殺傷ゼロプロジェクト
- 国境なき子どもたちの活動支援
※上記では挙げきれないほ多種多様なプロジェクトがあります。
寄与型クラウドファンディングの代表的なサービス
・JapanGiving(ジャパンギビング)の公式サイト
・Readyfor(レディーフォー)の公式サイト
3.購入型クラウドファンディング
購入型クラウドファンディングは、支援者が商品やサービスのプロジェクトに出資し、お返しとして商品やサービスが貰えるタイプのクラウドファンディングになります。
商品やサービスに出資することでその成長を見守り、出資額に応じてリターンも得ることができ、より一体感の高いクラウドファンディングと言えます。
プロジェクトも、「地方名物や特産品」「ファッションアイテム」「アイデア商品」など今までなかった発想のものが多いのが特徴。出資者はパトロンとも呼ばれますが、資金を集めるためには、いかにファンになってもらうかが鍵になります。
アイデアのある方にとっては資金集めのチャンスになり、出資する側もワクワクした瞬間に立ち会えます。
もっとも代表的なサービスはCAMPFIRE(キャンプファイヤー)で、非常におすすめです。
CAMPFIREの魅力については、ぶんたさんの記事がとても参考になります。
→CAMPFIREで20件のプロジェクトに支援して感じたこと
プロジェクトの例
- 保護猫カフェ「海ねこビーチハウス」のオープン
- 日本語”初”オールカラー「中東料理レシピ」書籍化
- 福島県応援キャラクター中通りく イメージソング製作
※寄与型と同様、上記では挙げきれないほど多様なプロジェクトがあります。
購入型クラウドファンディングの代表的なサービス
投資型クラウドファンディングの位置づけは?
当サイトでもメインで扱っている投資型クラウドファンディングは、クラウドファンディングの種類の中でもシェアが8割以上を占めています。
急速に広まる「寄与型」「購入型」のクラウドファンディングなどの種類と比べると知名度は低いですが、実は一番利用されています。
やはり金銭的なリターンが得られるというのは大きな魅力と言えます。
クラウドファンディングは資産運用でも注目を集める
投資と聞いてしまうと気軽に始められないという人もいるかもしれません。
しかしながら、資産運用という観点でも、期待利回りの高さ・商品のバリエーションが豊富で、投資家から注目を集めています。
投資型クラウドファンディングは右肩上がりで成長しており、長期的には株や不動産などの投資と肩を並べると言われています。
クラウドファンディングの種類まとめ
クラウドファンディングの種類についてみてきました。
- 既に大きな広がりを見せる「寄与型」「購入型」クラウドファンディング。
- そして最大のシェアを集める「投資型」クラウドファンディング。
それぞれ魅力は異なりますが共通する魅力は「新しい形の資金集め」を実現している点です。
これらに出資することで、これまでにない新しい体験を得ることができます。
クラウドファンディングの醍醐味とは?
クラウドファンディングではこれまでにないプロジェクト・商品開発・事業に関わることでコンセプトを共有し、喜びや感動を共有できます。
資金を提供する側・される側にとっても「これまでにない新しい体験」ができることこそクラウドファンディングの醍醐味と言えるでしょう。
今、人気のクラウドクレジットをご存じですか?
投資型クラウドファンディングの中で大きな人気をほこるクラウドクレジットをご存じですか?
世界中の事業者に投資でき、期待利回りは6%~12%の好利回りが実現。
伊藤忠商事が株主におり、安心して投資できます。
カンタンに始めることができ、クラウドファンディングの中でも特に必見と言えます。
まだの方はぜひ押さえておきましょう。
→クラウドクレジットのメリット、評判、始め方の徹底解説