投稿日:2018年9月11日 | 最終更新日:2022年11月17日
インターネットが普及によって、爆発的に広がっているのがクラウドファンディングです。
クラウドファンディングを利用することで、資金調達をしたい人と支援をしたい人が効率よくマッチングできるようになりました。
今回はその中で、リターンが得られるクラウドファンディングを解説します。
実際に今すぐ利用できるサービスもご紹介していくので、参考にしてみて下さい。
目次
リターンが得られるクラウドファンディングは2種類
クラウドファンディングにはさまざまな種類が存在します。
その中で、リターンが得られるタイプは以下の2種類となります。
- 投資型クラウドファンディング
- 購入型クラウドファンディング
投資型は金銭リターンのメリットがある
投資型はその名の通り投資をするタイプのクラウドファンディングです、
金銭的なリターンを期待することができるのが最大の特徴。
不動産や企業融資などがメインとなり、投資案件が成功すればそれに応じたリターンが得られるという仕組みです。
もちろん、案件によっては元本割れしてしまう可能性や貸し倒れになる可能性もありますから、リスク管理も重要になります。
そんな投資型は、クラウドファンディングではもっとも利用者が多いサービスとなります。
→投資型クラウドファンディングのおすすめランキング
購入型は商品やサービスのリターンのメリットがある
購入型は商品やプロジェクトに出資を行うタイプのクラウドファンディングです。
出資したお返しとして商品をもらうことが出来たり、サービスを受けることが出来ることが最大の特徴です。
株式投資で言うところの株主優待に近い形と言うことが出来ますね。
どちらかと言うと新たな発想のプロジェクトのものが多いため、成長を見届けたいという人からも人気があります。
日本でも非常に大きな盛り上がりを見せているサービスです。
金銭リターンが得られる投資型クラウドファンディングが人気
リターンが得られるクラウドファンディングは投資型と購入型の2つです。
ただ、利用者が多いのは金銭リターンが得られる投資型のクラウドファンディングです。
こちらは水面下で人気が過熱していて、商品発売と同時に売り切れる「クリック合戦」と呼ばれる社会現象が起こるほどになっています。
投資型クラウドファンディングの代表的サービスとは?
オーナーズブック(Owners Book)
投資型のクラウドファンディングの代表的なものにオーナーズブックがあります。
オーナーズブックは1口1万円と少額の資金から始められる、不動産のプロが厳選する案件に投資することが可能な不動産投資のクラウドファンディングです。
少額から参加できて、不動産のオーナーとしての地位も得ることが出来るのが特徴。
現在、かなりの人気があり、商品が瞬時に完売していくので注意しましょう。
→オーナーズブックの特徴と評判まとめ!なぜ評価が高いのか?
クラウドクレジット(Crowd Credit)
次に、クラウドクレジットです。クラウドクレジットの特徴は海外特化型ということで、アメリカや欧州だけではなく新興国などあらゆる地域の案件に投資ができます。
人気経済番組「ガイアの夜明け」で特集され、一気に人気に火がつきました。
10%を超える高利回りの案件などもあるなど、他ではなかなか見ることが出来ない高利回りが大きな特徴です。
→クラウドクレジットのメリット、評判、始め方の徹底解説!
アイテムやサービスのリターンが得られる購入型も人気!
購入型クラウドファンディングの代表的サービスとは?
お金のリターンが期待できる投資型は人気ですが、アイテムやサービスのリターンが得られる購入型も人気を集めています。
以下では代表的なサービスをご紹介します。
CAMPFIRE (キャンプファイヤー)
購入型のクラウドファンディングで代表的なのが、CAMPFIRE です。
日本最大のクラウドファンディング・プラットフォームとして知られているCAMPFIREですが、16,000件以上のプロジェクトが730,000人以上の人から出資されています。
気になるリターンも、このプロジェクトでしか手に入れることができない物やサービス、体験などを得ることが出来ます。
実際に出資する場合、CAMPFIREではプロジェクトを実行する前からツイッターやフェイスブックで共有され取材を受けられているものが多く、情報が充実しています。
プロジェクトを実行する前に顧客のニーズを把握できたり、資金を集めたい側と支援したい側がコミュニケーションを取れるようになっているので安心して利用できます。
→キャンプファイヤー
クラウドファンディングでリターンなしのサービス
寄与型のクラウドファンディングにも注目
クラウドファンディングの中にはリターンがない寄与型というタイプがあります。
リターンがないならお金を出す意味がないのではと考える人もいるかもしれません。
しかし、寄与型のクラウドファンディングは地震や洪水といった災害支援やチャリティー目的で利用され、社会的意義の大きなサービスです。
JAPANGIVING(ジャパンギビング)
寄与型のクラウドファンディングのプラットフォームで有名なのがJAPANGIVINGです。
JAPANGIVINGは、社会をより良くしたいという人と社会をより良くするための活動をしている人をつなげる役割を果たしているサイトです。
自分で行動を起こすことは難しいけど、お金を通じて支援をするという形です。
個人はもちろん、様々なNPO団体や公益団体、行政などあらゆる団体が参加している日本最大の寄与型クラウドファンディングサイトとなっています。
→JAPANGIVING
リターンが得られるサービスを利用する時のリスク
リターンが得られる案件に参加する時の注意点はいくつかあります。
リターンがあるということは同時にリスクも有ることを理解しておきましょう。
投資型は「貸し倒れ」と「遅延」に注意!
投資型で代表的な注意点として挙げられるのが、貸し倒れです。
投資した先の案件が消滅したり、利益が出せなくなってしまった場合に生じます。
場合によっては元本割れする可能性もあるので、投資先はよく検討しなければなりません。
次に、遅延です。
基本的にクラウドファンディングは募集の時点で返済期間が決まっていますが、決められた期間を過ぎても借り手から資金が返済がされないという事態が起こる可能性があります。
最終的には返済されるケースもありますが、貸し倒れ、不良債権化するケースもあるため、注意が必要となります。
購入型は商品が届かないことがある?
購入型の場合、リターン品が届かないリスクがあります。
募集時に定められたリターン品が届かないケースとして、特に注意したいのが目標金額の達成・未達成に関わらず、支援金を支払うというタイプの募集方法です。
これはプロジェクトが実行されず、リターンも無いのにお金だけ支払うということになります。
募集時の要項をよく確認して保険が適用になるかも確認しましょう。
お金のリターンが得られるクラウドファンディングがおすすめ
真っ先に押さえておくべきサービス
お金のリターンが得られるクラウドファンディングのおすすめサービスは、オーナーズブックとクラウドクレジットです。
最後にその魅力をおさらいしておきます。
オーナーズブックは業界初の不動産特化型で、建物の状況や交通、物件評価額などの情報が全てオープンになっているため、安心して投資を行うことができます。
運営会社のロードスターキャピタルは2017年にマザーズ市場へ上場するなど非常に好調。クラウドファンディングを通じて、不動産投資をしてみたいという人にピッタリです。
→オーナーズブックの口座開設の始め方を分かりやすく解説!
クラウドクレジットは、テレビでもたびたび特集され、伊藤忠商事と資本業務提携していることから、安心して参加することができます。
クラウドクレジットは世界とつながる投資ができ、ワクワクするような様々な商品があります。
当サイトでも、沢山記事にしているのでチェックしてみて下さい。
リターンの得られるクラウドファンディングについて、ザッとまとめてきましたが、時間のある時に確認しておきましょう。