投稿日:2019年4月24日 | 最終更新日:2022年11月17日
こんにちは!ソーシャルレンディング屋さんです!
不動産クラウドファンディングのCREAL(クリアル)は2018年11月のサービス開始以降、またたく間に人気を獲得し注目を集めています。
そんなCREALの実際の評判が気になる、という方もいるのではないでしょうか?
本記事では口コミを通じて、クリアルの良い点と気になる点をまとめました。
メリットはもちろん、疑問点やリスクまで解説しています。
不動産クラウドファンディングに興味のある方は、ぜひチェックしてみて下さい。
目次
開始したばかりのCREALの評判が良い理由
まず、CREAL(クリアル)に関しては他のソーシャルレンディング、不動産クラウドファンディングと比べても悪い評判が少ないというのが現状です。
これには主に4つの理由が考えられます。
- 投資先が匿名ではなく明確化されている。
- 期待利回りが4%前後と適性水準。
- 運営会社の不動産運用実績が高い。
- セミナーを実施していて業者の顔が見える。
投資先が明確である点が評価されている
ソーシャルレンディングの評判はあまり良いとは言えませんが、それは借り手が複数・匿名化されているため投資家サイドが把握しにくいためと言われています。
対して、CREAL(クリアル)は不動産クラウドファンディングであるため投資対象の情報を明確に表示しています。
また、利回り水準は4%と高利回りではなく適性水準を保っています。期待利回りとリスクは比例するため、悪い評判が生まれにくい状況と言えそうです。
現在は、好意的な口コミの方が多くを占めています。
CREALは個人的にはおすすめのソシャレン(不動産クラウドファンディング)業者です。
横田社長に取材も行って、堅実な運営をしていると判断しました。今後も案件はどんどん出てくると思うので、ぜひ少額から試してみて下さい。https://t.co/MA3ocoC026
— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) April 12, 2019
運営会社の株式会社ブリッジ・シー・キャピタルは、運用資産残高約300億円の不動産アセットマネジメント会社であり、不動産業界では高い実績をほこります。
また、積極的にセミナーをしたりSNSで情報発信をするなど「業者の顔が見える」という点も、現在の評判につながっていると考えられます。
CREAL(クリアル)は悪い評判やデメリットはある?
筆者はCREAL(クリアル)については、2018年11月に開始されたばかりにも関わらず悪い評判が非常に少なく、信頼できる事業者と考えています。
ただ、その上であえてデメリットを洗い出すと以下の通りになります。
上場企業の運営ではない
この点を懸念する口コミは少なかったですが、CREAL(クリアル)が上場企業が運営するサービスではありません。
対して不動産クラウドファンディングの「オーナーズブック」や「SBIソーシャルレンディング」は同じ不動産を扱うサービスでも、上場企業が運営しています。
上場企業が運営するサービスは安心感がありますし、過去に不祥事のあったサービスでも上場企業はあまり見られません。
こうして考えるとオーナーズブックやSBI-SLの方が信頼性という意味で上と言えます。
期待利回りが低め
期待利回りはリスクと比例するため、CREAL(クリアル)は保全性は高いと考えられます。
しかし、同じ不動産クラウドファンディングのファンタスファンディングと利回りを比べると物足りなさを感じるのも事実です。
- CREAL(クリアル):4%前後
- ファンタスファンディング:6~8%前後
ファンタスファンディングについては、以下の記事でも書いている通り、利回りが高い一方でリスク面についても一定の評価を得ています。
→FANTAS funding(ファンタスファンディング)の評判まとめ!利回りは高いけど大丈夫?
ファンタスは2019年4月以降は人気が爆発しており、利回りが鍵と言えるでしょう。
キャピタルゲイン投資として考えると、CREAL(クリアル)はやや物足りない部分があることは否めません。
人気があり投資できないという口コミが多い
CREAL(クリアル)で唯一、悪い評判として挙げられるのが「投資できない」という問題。
人気がありすぎるため投資できないというもので、非常に多くの口コミが寄せられています。
Crealの物件、今回も即蒸発。買えなかった。なんかもうやる気なくなるね
— Shiro (@comdenlock) April 17, 2019
https://twitter.com/5io0cJ2P1ID1tz9/status/1116663100533383169
今日のCREAL案件もそうだが、クリック競争が常態化するのは市場的には決して良いと言えない。
何となく始めてみよう~と思った人がこの激戦を目の当りにしたら、即諦めるはず。・抽選形式の一部採用
・募集額拡大(事業者・案件数増加も含め)少しずつで良いので、健全に市場が発展していって欲しい
— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) April 12, 2019
他の不動産クラウドファンディングでも問題視されています。
ただ、CREAL(クリアル)の場合は2019年3月に募集された「さくらさくみらい駒込」案件のように、4億円を超える大型募集案件も何度か登場しており、その意味では良心的です。
確実にCREAL(クリアル)に投資したい場合、募集金額の大きい案件に狙いを定める必要があると言えるでしょう。
[char no="5" char=" "]ただ、人気があるのはそれだけ魅力があることの裏返しと言うこともできますね。[/word_balloon]CREAL(クリアル) の始め方と気になる点
ここまで、CREAL(クリアル)の良い評判、悪い評判についてまとめてきました。
これ以上人気化する前に始めるのが得策
全てを踏まえた結論としては、不動産クラウドファンディングに興味があれば、すぐにでも始めるべき事業者の一つということはできます。
投資ができないのはそれだけ人気があるからであり、ソーシャルレンディングの匿名化が不安だという方にも向いています。これ以上、人気化する前に始めるのが得策です。
以下では、CREAL(クリアル)の始め方と手数料についてまとめました。
CREAL(クリアル)の始め方
CREAL(クリアル)の始め方は非常にシンプルでカンタンです。
無料で投資家登録でき、3~5営業日程度で投資できるようになります。
公式サイトはこちら
投資申込までの流れ
1.会員登録(無料)
2.投資家登録申請(無料)
3.本人確認はがきの受け取り
4.お客様専用口座へのご入金
5.お好きなファンドへ投資申込
手数料はどうなっているのか?
CREAL(クリアル)でもっとも気になるのは手数料体系だと思います。
まず、口座開設費や維持費は無料。株式投資のような投資手数料もかかりません。
ただし、振込手数料と出金手数料がかかります。
振込手数料
振込手数料は投資家が利用している銀行に準ずる形で発生します。ただ、ネット銀行などは振込手数料ゼロ円のところもあり、無料で振込できる場合もあります。
出金手数料
出金手数料は、金額に応じて発生します。
- 口座が楽天銀行以外、払戻金額が3万円未満の場合:165円(税込)
- 口座が楽天銀行以外、払戻金額が3万円以上の場合:258円(税込)
- 口座が楽天銀行の場合:51円(税込)
SBIソーシャルレンディングが出金手数料無料であることを考えると、出金手数料がかかることについては悪い評判も見られました。
3万円以下入金に手数料いるとか、おこ。
— 野沢 謙介⚡️夫婦で不動産賃貸業 (@thundergirl6063) January 4, 2018
楽天銀行であれば51円で済みますので、CREAL(クリアル)を始める場合は楽天銀行の利用も検討されることをおすすめします。
人気のあったファンドの利回りと運用期間
第1号案件「浅草ホテルファンド」
不動産投資クラウドファンディングでは最大規模となる8.8億円の募集額。
見事に調達完了しています。
- 募集総額:8.8億円
- 初回配当日:2019/2/28 ※以降毎月配当
- 想定利回り(年利):4.2%
- 想定運用期間:24ヶ月
第2号案件「ティアラ目白AVENUE」
開始3分で売り切れの超人気ファンド。不動産クラウドファンディングの透明性が口コミで広がり、人気が爆発しました。
- 募集総額:1,541万円
- 初回配当日:2019/2/28※以降毎月配当
- 想定利回り(年利):4.3%
- 想定運用期間:6ヶ月
過去のファンドをふり返ると、やはり募集金額が少なく、運用期間が短いファンドが人気であることが明白と言えるでしょう。
CREAL(クリアル) の評判と口コミを総チェック!
CREAL(クリアル)の評判について利用者やツイッターの気になる口コミを洗い出しました。
メリット・デメリットどちらも掲載しています。
https://twitter.com/marunouchiol_/status/1111465864002326528
不動産投資型クラファンのCREALに新案件。
6ヶ月の短期で4.4%となかなか良いですね。ソーシャルレンディング系は、短期にしておくとそれだけリスク低減につながるのでおすすめです。
CREALは案件情報の開示もちゃんとされているので、投資にあたって検討しやすいですよ。https://t.co/MA3ocoC026 pic.twitter.com/8HgOBMzCoz— 小林亮平 / BANK ACADEMY (@ryoheifree) December 29, 2018
ソーシャルレンディングのクラウドバンクの案件に3万の少額投資。昨今のソシャレンの状況見てるとぶっ込めない。fundsやCrealみたいな少しでも透明性があったり損するリスクが低い方がいい。
基本的にはインデックスファンドで長期運用。
仮想通貨は法整備が整うまでお休みの方がええかな。— ひろたん@今は中国輸入してます (@hirotarn1) January 10, 2019
新しい不動産投資型クラウドファンディングのCREAL、また未上場の不動産会社が運営か。しかも免許番号は(1)。
免許番号(1)の会社って、市況が良いときだけしか生きて来てないから、市況が悪くなったときに生き残る力があるのかどうか。
わざわざここで投資しなくても。https://t.co/WIyJOhwsDj— ハードロックマン@J-REITの更なる普及を願う (@hardrockman_i) November 13, 2018
https://twitter.com/5io0cJ2P1ID1tz9/status/1116663100533383169
[char no="5" char=" "]損失が発生した場合も、案件によって割合は異なるがCREALが優先して負担することで投資家の元利の安全性を高めている点が良い。[/word_balloon] [char no="5" char=" "]問題が生じているソーシャルレンディングと比べて、投資先が匿名ではなく明示されているので安心感が強い。不動産の地域や物件も詳細に掲載されているため、投資しやすい。[/word_balloon] [char no="5" char=" "]期待利回りが4%前後というのはどうか。オーナーズブックでは5%前後、FANTAS fundingではそれ以上のリターンがあることを考慮するともう少し欲しいところ。利回りが低いものは投資しにくい。[/word_balloon]CREALとFANTAS登録したはいいけど投資できやしねぇ
投資できなかったらいくら優良業者でも意味がねぇ— ライクロ⛅ (@doruton243) April 14, 2019
CREAL(クリアル) の評判と口コミまとめ!
改めて評判を通じてCREAL(クリアル)のメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
メリット
・投資先が匿名ではなく明確化されている。
・ソーシャルレンディングと比べると透明性が高い。
・運営は不動産業界で実績のある株式会社ブリッジ・シー・キャピタル。
・他のサービスと比べると保全性は高い。
・1万円から投資可能で毎月配当。
デメリット
・期待利回りは同カテゴリの中では4%と若干低い。
・上場企業の運営ではない。
・人気が高く、投資できないケースが多い。
期待利回りはリスクと比例すると言われるため、一慨にCREAL(クリアル) のデメリットとは言えないでしょう。
大型案件があるのも魅力
口コミでは人気があって投資できないという点をデメリットに挙げる声が多かったです。ただ、「さくらさくみらい駒込」案件のように、今後も大型案件は出てくるのではないでしょうか。
全体の結論としては透明性やリスクの観点でみれば、かなりおすすめできる水準。
運用期間が6カ月と短い案件もありますので、分散投資の一つとして始めてもベストマッチするのではないでしょうか。
口座を開設したらぜひ、人気の案件にもトライしてみて下さい。
CREAL(クリアル) の運営会社情報
最後にCREAL(クリアル) の運営会社の情報と評判をまとめておきます。
会社概要
社名:株式会社ブリッジ・シー・キャピタル
URL:https://bridge-c.com/group/bcc/
本社所在地:〒104-0061東京都中央区銀座2-16-11 片帆ビル3階
代表取締役社長 :横田 大造
業務管理者:菅原 祐太
設立年月日:2011年5月11日
資本金 :100,000,000円
免許:不動産特定共同事業許可番号 東京都知事 第112号
第二種金融商品取引業者 関東財務局長(金商)第2898号
宅地建物取引業 東京都知事(1)第100911号
資産運用残高:300億円
メイン事業は不動産運用を行うアセットマネジメント事業となっていて、資産運用実績は300億円と実績は充分です。
不動産投資クラウドファンディングサービス「CREAL(クリアル)」も実績は15億円ですが、2018年11月に開始されたサービスとしては異例の急成長を見せています。
株式会社ブリッジ・シー・キャピタルの評判
ブリッジ・シー・キャピタルで検索すると、非上場ではあるものの財務の健全性が良く、倒産リスクが低いという評価が見られます。
不動産のプロフェッショナル集団という認識が強く、専門性の高い役員がいるという点はオーナーズブックに類似するのではないかと思います。
近年は、楽天グループと業務提携するなど大手とのつながりがある点も安心感につながっていると言えるでしょう。